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◆ 私の愛するカメラ(第11話)  これぞ、粋の極み!  [カメラ 写真]



カメラを扱う
楽しみのひとつは、
ファインダーという
宝石箱を覗くことです。


魚眼や広角レンズで
グルグルと構図を
いじって遊んだり、


標準レンズで、
ストレートに
消え去る瞬間を
切り取ったり、


中望遠レンズで
ボケ味を楽しみながら、
ここぞというところで
ピントを合わせたり、


到底届かないところのモノを
超望遠で眼前に引き寄せたり、


そんな楽しみが
ミラーボックスにはあります。


逆に、
撮影自体を
軽快に楽しみたい
カメラもあります。


そのひとつが
今回紹介するカメラです。


IMG_2389.JPG


“ライカIg”


ライカ自体の説明は
割愛させていただくとして、
本機はライカⅢgから
ファインダー部を
取り去ったカメラです。


ビゾフレックスを付ける事を前提に、
記録写真用途に開発されたそうです。


ものの本では、
ライカで初めて
カメラの前面に
“leica”のロゴがついた
という記述があります。


そんなことでも
“特筆”になるのですから、
さすがにライカですね。


このカメラ、
散歩のお供には最適です。


IMG_2392.JPG


レンズは初めから決まっていたように、
ズマロン28ミリを付けています。


専用ファインダーも付けて、
スタイルはばっちりです。


35ミリのズマロンやエルマーでも
良いかもしれませんね。


ひところはずっと
鞄の中に入っていました。


これこそ、
歩いて持っているだけでも
幸せを感じるカメラです。


IMG_2390.JPG


では、
秋のほろ苦い光線を
写しとめて参りましょう。


ではまた~



◆ 今日の一冊 ◆

ヘタな人生論より
「寅さん」のひと言

晩秋を経て、冬が到来。

そして正月が近づくと、
頭によぎるのは・・・

やっぱり、寅さん。

粋の代表選手です。

そんな寅さんの名台詞が
たっぷり詰まった一冊。

また、違った視点で、
じっくりと観たくなりますよ。
ヘタな人生論より「寅さん」のひと言 (河出文庫)

ヘタな人生論より「寅さん」のひと言 (河出文庫)

  • 作者: 吉村 英夫
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/08/04
  • メディア: 文庫



◆今日の写真(015) 記憶の作られ方 “柿食えば・・・” [カメラ 写真]




以前ご紹介した
収獲祭での
スナップです。
http://goodbalance.blog.so-net.ne.jp/2009-11-21-1


2284収獲祭_柿の木.JPG

こういう風景を
“珍しい”
と思ってしまいます。


通りかかった子が
言いました。


“あの柿食いてぇ!”


皆さんはいかがでしょうか?


都会の子が柿の木を見て
同じことを言うでしょうか?


眼前の美味しいものに
気づかない現実。


2279収穫祭_軒下の干し柿.JPG


柿の木よりも
美味しいものが、

柿の木の横に
売っています。


私自身もそうです。


花、木、動物、
自然界の名前を
ほとんど知りません。


最近、
本当に知るべきことを
置き去りにしている
ような気がします。


ではまた・・・


◆ 私の愛するカメラ その10 気楽さで成功したデザイン。  [カメラ 写真]




デジタルカメラが
本格的に浸透する
前のことです。


1998年。


リコーGR10は
発売されました。


IMG_2594.JPG


当時、
私は普段着のように
持ち歩いていました。



レンズ描写の
素晴らしさで
話題となった
“GR1”の
“普及版”
として登場しました。


このカメラ、
GR1と比して“優れた”
特徴がふたつあります。


ひとつは、
フラッシュ部分の段差です。


IMG_2596.JPG


カメラをきちんと
両手で構えた時、
左手がフラッシュを
隠すことを防止します。


GR1ではこの部分は
フラットになっています。


もうひとつは、
GR10のデザインの
最大の特徴ですが、
グリップ部のゴムカバーです。


このゴムは
非常に吸い付きが良く、
カメラをしっかり
ホールディングできます。


IMG_2597.JPG



GR1では、
高級感を出したい、

つまり
ライカや高級一眼レフを
意識したのかしれませんが、
おなじみの鮫肌です。


GR1は、
高機能&旗艦的位置を
あまりに意識しすぎて、

結局は
特徴が無いデザインに
なったように思えます。


考えすぎて、
とんがった部分を
出せなくなった。


これはデジタルの
GRにも言える事で、
デザインには
面白みがありません。


IMG_2599.JPG



GRに限ったこと
ではありません。


コニカヘキサーも、
ライカを意識したのかどうか、
どうにも特徴を見出せない
デザインでした。


コンタックスでも、
TやT2では成功した
デザインが、

T3になると
何の面白みも
無くなりました。


T3のカタログでは、
レンズ性能が
先代機を凌駕したことを
強く謳っていました。


しかし、
性能を知らずに
T2とT3を並べれば、
私ならT2を選びます。


ニコンなんて
さらに悲惨で、
35Tiや28Tiの
アナログメーターなんて、
何の意味があるんでしょうか・・・


IMG_2598.JPG


ローライ35、
オリンパスXA、
ミノックス35といった
玄人好みの機種以降、

AF搭載で私が
ベストデザインだと思うのは、
次の三つです。


ライカ ミニルクス、

オリンパス μ 

京セラ SlimT


これらは高性能に加え、
素晴らしいデザインを
有しています。


リコーGR10も同様ですが、
これらのカメラは
「こんなふうに使ってほしいなぁ」
というデザイナーの
遊び心や愛情を感じます。


オリンパスXAのレンズバリアが、
素晴らしい設計者米谷氏による
キャップ紛失防止のアイデアで
生まれたのは有名ですよね。


これらこそ、
カメラメーカーがこぞって
パンフレットに謳う
“持つ喜び”を
満喫させてくれます。


しかし、
ここ20年のカメラを
ざっと振り返ると、

どこまで行っても
“ライカの呪縛”って
すごいなぁと
改めて思います。


カメラメーカーとして
“高級機”を手がける時には
意識せざるを得ないのでしょう。


ではまた~

◆私の愛するカメラ(第9話) バブルの最後に咲いた花  [カメラ 写真]




1985年。


この年は
カメラファンの方々には
強烈な記憶が
ありませんか。


“αショック”


四半世紀も前の
出来事です。


IMG_2479.JPG


当時の高級機、
ニコン、キヤノンを
はるかに
追い越してしまった
歴史的カメラ。


ミノルタα7000が
登場した年です。


IMG_2489.JPG


それまでカメラに興味の
無かった人をも巻き込んで、
社会現象にさえなりました。


あからさまな
プラスチックのボディ。


操作の確認は液晶パネル。


IMG_2487.JPG


それ以降、カメラは
家電製品と同じ扱いに
なっていきました。


“ミノルタ”


この冠をつけたカメラは
現在市場にはありません。


IMG_2488.JPG


1928年(昭和3年)創業。


数々の名機を
生み出してきた
素晴らしいメーカー。


生産工場が
関西の堺にあり、、
私はとても好感を
持っていました。


IMG_2480.JPG


いくつかの
ミノルタ製カメラを
使ってきました。


今回紹介するのは
ミノルタα9xiです。


発売は1992年。


α7000から
第3世代目の
最上位機種です。


当時は
バブルの崩壊が
ささやき始められた頃でした。


本機は、
バブルの最後に咲いた花、
というイメージを持っています。


IMG_2484.JPG


後年登場する“α9”を
ミノルタ一眼レフの
集大成に喩えれば、

α9xiは
ミノルタが目指した
自動化やスピード化の
高機能化の頂点に
喩えることができませんか。


事実、
α9xi以降はいわゆる
“おりこうさん”が多い
ような気がします。


もちろん
名機ぞろいなのですが。


707siとか
507siは良いカメラです。


突っ張ったところがありません。


IMG_2482.JPG


α9xiの時代は、
まだ一眼レフカメラが
ある種のステイタスを
持っていた時期だと思います。


ニコンならF4、
キヤノンならEOS-1、
京セラはコンタックスRTSⅢでしたね。


IMG_2485.JPG


忍び寄る景気後退、
そしてデジタルカメラの足音は
まだ現実として捉えられていませんでした。


IMG_2483.JPG


久しぶりにα9xiの
グリップを握ってみました。


IMG_2486.JPG


もうこんな贅沢なカメラは
出てこないだろうな。


ちょっと寂しくなりました。


ではまた~


◆ 今日の一冊 ◆

石元泰博 
日本の写真家26(岩波書店)


日本を代表する写真家のひとり、 
石本泰博氏の代表作の作品集。

ある雑誌で述べておられましたが、
シカゴ時代、ミノルタの創業者
田嶋社長が援助していたとのことです。

企業人にもロマンがあったことを
今更ながら感慨深く思います。

日本の写真家 (26) 石元泰博

日本の写真家 (26) 石元泰博

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1997/09
  • メディア: 大型本



◆私の愛するカメラ(その8話) 威風堂々! ローライフレックスSLX [カメラ 写真]




ローライ・・・


この美しい響き・・・


皆様もどうか
口ずさんでみてください。


ローライ・・・


IMG_2415.JPG


今回紹介するのは
ローライフレックスSLX
です。

IMG_2417.JPG

この武骨さ、
無機質さが
たまりません。

威風堂々の
スタイルを
ご鑑賞ください!

IMG_2419.JPG


私は
スクエアフォーマットが
大好きです。


数台のカメラが
手元にあります。


前回紹介した
“リコーフレックスモデルⅦ”


そして
“マミヤC330”も
おいおい
紹介していきます。


IMG_2429.JPG



スクエアと言えば・・・

ハッセルブラッド。


使ってみたいカメラです。


いかんせん高すぎます。


もう嘆くしかないです。


家電量販店のデモ機を
触ったことしかありません。


IMG_2430.JPG


さて、
“ローライ”という
言葉の響きの美しさも手伝って、

ローライフレックスは
ずっと欲しいカメラでした。


二眼レフは
人気がありすぎて
候補から
外さざるをえません。


続いて、
コンパクトカメラも
候補に挙げましたが、
あまりに
使いにくそうなので
断念しました。


結局、
一眼レフが
選択肢に残りました。


IMG_2432.JPG


最近の製品は
あまりに高価過ぎて
手が出ません。


また、
スタジオ使用が
濃厚なために、
断念しました。


カメラはやっぱり
フィールドで
使いたいです。


しかし、
いつかは
使ってみたいです。


IMG_2433.JPG


結局、
導かれるように
80年代の一眼レフに
絞られていきました。


最初に入手したのが
ローライフレックス6002でした。


戦車のようなカメラです。


見た瞬間、
気に入りました。


乏しい資料をもとに、
使い方やアクセサリーを
調べました。


80ミリ標準レンズを付けた
シンプルな状態で
使っています。


IMG_2434.JPG


その後、
SLXがやってきました。


6002以上に
気に入ってしまいました。


6002が棚に
引っ込んだままに
なっています。


IMG_2435.JPG

ドイツ製品の
精密さ、武骨さ、堅牢さ、

そんなさまざまな
特長を凝縮したら、
このカメラになるのでは
ないでしょうか。


発売は1974年。


35年前の工業製品です。


立派に現役です。


IMG_2437.JPG


季節の変わり目には
必ず出番があります。


IMG_2431.JPG

こんな風景を撮りたいな!


最初から
スクエアの構図が
脳に用意されています。


ここが
普段持ち歩きの
ライカとは違うところです。


ではまた~

◆今日の写真(014)  秋深し 恋しかりけり 珈琲の湯気 [カメラ 写真]




大好きな祖母の家に
遊びに行けば、
出してくれたのが紅茶。


その影響でしょう、
小さいころから
紅茶が好きでした。


コーヒーは
長らく無意識に
敬遠していました。


妻が
大のコーヒー好きです。


自然な力関係の結果、
私がコーヒーに
親しむことになりました。

IMG_2400.JPG


コーヒー好きの方なら、
好みの入れ方が
ありますよね。


そして、
お気に入りの店を
お持ちだと思います。


私が日頃お世話になっているのは、
大濠公園のそばにある喫茶店
“One Note(ワンノート)”


コーヒーの種類や入れ方を
親切に教えてくれます。

IMG_2398.JPG

コーヒー飲めば、
アフリカや南米旅行も
出来るよ。


マスターは笑いながら、
いろいろ教えてくれます。


コロンビア、

ケニア、

グァテマラ、

コスタリカ、

キューバなんてのもあります。


おもしろすぎる!


IMG_2402.JPG


熱狂的な
阪神タイガースファン


マスターK氏は、
シーズンが来ると
俄然力が入ります。


照れながらも、
一枚
撮らせていただきました。

IMG_2412.JPG

近くにお越しの際は
ぜひ立ち寄って
みてください。


コーヒーの美味しい
入れ方も親切に
教えていただけます!


ではまた~


◆ 今日の一冊 ◆

偉いぞ! 立ち食いそば

東海林さだお


氏は日本を代表する
漫画家のおひとりですよね。

ぜひ
皆様に読んでいただきたい一冊です。

表題の“立ち食いそば”の
執拗なる愛情日記?もとても
面白いのですが、それ以上に
私の関心を引いたのが“湯気”
についての言及です。

湯気は
コミュニケーションに
役立っている!

例えば、
湯気の無い温泉とか、
湯気の無い鍋って
どうでしょうか?

これは本当に一つの
学問分野になるかもしれない・・・

“気”に関心の深い私は
そう直感しています。

氏の観察眼の鋭さに
感服します。


偉いぞ!立ち食いそば

偉いぞ!立ち食いそば

  • 作者: 東海林 さだお
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本



◆私の愛するカメラ その7 “リコーフレックスモデルⅦ” [カメラ 写真]




モデルⅦの“Ⅶ”は
機種依存文字です。

ローマ数字の“7”です。

IMG_2380.JPG

シンプル イズ ベスト


これぞ、写真機の原点!
といったような
かわいらしいカメラです。


私の旅カメラのひとつです。


このカメラを
ご存じ無い方も
おられるでしょう。


こ~んな縦長の
カメラなんですよ。


IMG_2383.JPG


二眼レフといいます。


その名の通り、
二つの眼を
持っとります。


上の
レンズは肉眼で見る、
つまり、
ピント合わせ用のもの。


下の
レンズが撮影用、
つまり、
フィルムに焼きつけるもの。


これがなんと!

ギヤの噛み合わせで
精密に連動しています。


IMG_2384.JPG


以前、
大阪に出張のとき、
中古カメラ屋に寄り、
埃をかぶっていたのを
見つけ出しました。


ケースは
皮が腐っていたので
捨てました。


その後、
ギヤの噛み合わせが
外れてしまいましたが、
修理して使っています。


IMG_2385.JPG


写りは
味がありますね。


特にベルビアと
組み合わせたら
最高です。


フルマニュアル操作のため、
緊張感も体に
記憶されるのでしょうか。


失敗を
失敗と思わないほど、
使っていて楽しい
カメラです。


IMG_2386.JPG


どうでしょうか?


トイカメラが好きな方は
ぜひ
踏み込んで
いただきたい領域です。


見た目はオモチャでも、
立派な写真が撮れるのです。


IMG_2387.JPG


トイカメラで
撮影した写真にも
味はありますけど、


絞りとシャッターの関係など
“基本”を知っておくことは
大事だと思います。


写真が好き、
と言って、
カメラを手にしたのは
いいけれど・・・

基本を知らないまま、
次のハードルを超せなくて・・・

結局、
その道を外れていく人は
案外多いと思います。


IMG_2381.JPG


写真は
一生続けられる
趣味ですよ。


そのためには、
まず“基本”が大事。


ではまた!

◆ 私の愛するカメラ(第6話) 目立たねど、本流。 [カメラ 写真]




2004年に発売された
由緒あるニコンF一桁の
直系6代目です。

IMG_2366.JPG

そういえば
今年(2009年)は、
初代ニコンF(1959)が
発売されて
50年目になりますね。


50年間で6代の
代変わりです。

IMG_2367.JPG


ユーザは
日に日にデジタルに
移行しているのは明白です。


このカメラの存在も
忘れられているのが
実際だと思います。


ニコンも、
F5以降は
フラッグシップ機として
D1シリーズ、
D2シリーズ、
そしてD3(2007)を
位置付けていると思います。

IMG_2370.JPG

黒船来襲による徳川時代の
終焉ではないですが、
まさに、
時代はすでに変わっていると
言わざるを得ないでしょう。


しかし、
目立たないけれど、
本流です。


さて、
フィルムを愛用されてきた方ならば、
F6の操作性の素晴らしさを即座に
認識いただけることと存じます。


特に、
シャッターの切れ味、
ファインダーのクリアさは
文句のつけようがないほど
卓越しています。


実際に使用していましたので、
ユーザには申し訳ありませんが、
良く似たシルエットのF100
とは段違いの完成度です。


“段”違いですよ!


IMG_2371.JPG


カメラを操作する
楽しみの一つは、
ファインダーを
覗くことです。


私は標準50ミリ以上の
望遠レンズは
滅多に使いません。


24ミリ、35ミリ、50ミリの
単焦点レンズを多用しています。


F6には
35ミリF1.4を
付けっぱなし
にしてあります。


ピント合わせが
これほど楽しいとは、
F6を使っての
新たな認識です。


無理やり
文句を考えるとすれば、
ボディサイズくらいですが、
それも好みの範疇です。


IMG_2372.JPG


さて、
F6もいつ生産完了に
なるかわかりません。


正直、
売れているとも
思えません。


IMG_2379.JPG

メーカとしては
辛いところでしょう。


人は、
作り続けてほしいなど
勝手なことを言います。

IMG_2373.JPG


しかし、
私も同じことを言います。


いつまでも
作り続けてほしいです。


ではまた!

タグ:ニコン NIKON F6

◆私の愛するカメラ(第5話) MじゃなくてRだよ [カメラ 写真]




私の愛するカメラ
第5弾は、
“ライカR5”を
取り上げさせていただきます。


決して、
MとRを
間違えてはいませんよ(笑)


一眼レフの“R5”です。

IMG_2208.JPG

R型はミノルタとの提携で
開発されたシリーズです。


その歴史などは
他に言を譲りますが、
私は当時無料で
配布されていた冊子
カメラ総合カタログにて、
ライカR3やR4を見た時、
正直に
かっこいいと思いました。


後年、カメラ屋さんの
ショーウインドウ越しに
実機を見た時も、
R3はかっこいい、
R4は美しい、
と思いました。


ライカR4は
カメラ全体、
各パーツ、
ロゴ、
すべてにおいて
考え抜かれたデザインを
有していると思います。


ペンタプリズム部の
デザインは
素晴らしいと思います。

IMG_2203.JPG

R4、
R5、
R6、
R7までは
遠目には
ほとんど同じ
デザインです。


R4の展開型や、
REなどを含めると
10種くらいは
あるのではないでしょうか。


さて、
その中でも
私がR5を気に入る理由は
明白です。

IMG_2200.JPG


R4との比較では、
視度補正機能の有無です。


R6との比較では、
シャッターの機械式、
電子式の違いです。


やはり
自動露出が可能な
電子式シャッターは
便利です。


R7との比較では、
ボディ底の厚さが
いただけません。


さらに
ボディを他機種と
共有しているところに
あからさまな
コストダウン意識を
感じてしまいます。

IMG_2206.JPG

ライカは
改良型になると、
必ずと言っていいほど
ボディが先代よりも
大きくなります。


そういうわけで、
こんなに見事に
他のR型との
区別ポイントが
明白なため、

R5は
私には
文句のつけようの無い
“愛機”になったわけです。


なお、
プログラムAEが
要らない時には、
私は
REも使用しています。


私の
お気に入りのレンズは、
旧エルマリート35ミリです。


エルマリートは
開放F値2.8を
意味していますね。

IMG_2209.JPG

ライカやコンタックスのレンズは
人物写真には最適です。


ある時、
コンタックス137MAと
ニコンEL2を用いて、
同じアングルで
妻や子供を撮ったことがありました。


もちろん妻は
カメラのことは
わかりません。


後日プリントを見せて
「どの写真がいい?」
と聴くと、
迷わずコンタックス、
つまり
ツァイスの写真を選びました。


どちらも50ミリF1.4でした。

IMG_2204.JPG

また別に機会に、
ある女性を
ライカとニコンで
撮ったことがありました。


その時のレンズは、
ライカはズマロン28ミリF5.6 
ニコンはAi-Sニッコール35ミリF2でした。


後日、
その彼氏に
写真を見せたところ、
迷わず
ズマロンで撮った写真を
選びました。


理由を聞けば
「こっちの写真のほうが、
 表情がやさしそう」
と答えました。

IMG_2210.JPG


自分の体験も含め、
私は人物写真には
ツァイスやライツの
レンズを多用するように
なっていったのです。


もちろん、
きっちりとした風景や建物には
ニッコールが良いですよね。


これからの季節、
空気の透明感が
増すにつれて、
写真撮影も
面白くなりますね。


ではまた~

◆今日の写真(013) ごはん三杯 おかわりします! [カメラ 写真]




秋は
味覚の宝庫!


秋から
冬にかけての
味覚といえば・・・


私は、まず

さけ

を思い浮かべます。

2198塩じゃけドーン!.JPG


呑むお酒も
大好きですが、


あえて、

しゃけ 

と呼びたい・・・


特に、
塩を噴いた
“塩じゃけ”を見れば、
迷わず
買いたくなります。


しかし、
鮭も高くなりましたねぇ・・・


今回は
大ぶりの切り身ですが、
500円でした・・・


家族は
“塩辛い”と言って
食べません。

ですので、
妻やあっくんの
機嫌の良い時を見計らって、
こそっと
買い物かごに
忍ばせます。


私は
その塩辛さが手伝って、
ごはん三杯は
おかわりします!


まさに
“飯の友”です!

2196塩じゃけ定食.JPG

ついでに、
白菜漬けや
野沢菜漬けが
あれば最高ですね!


ではまた~


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