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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第12話】 どこ 見てるの? [人材育成]

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◆Matchbox Superfast 30(A) 8-WHEEL CRANE



歯科医である友人との会話。

友人「私、患者の顔、覚えないの」

私 「え? 困るでしょ?」

友人「そうなの。たまに道であったりして、挨拶されるんだけど…」

私 「ど?」

友人「ど、どちらさまでしたっけって感じなの。でも…」

私 「でも?」

友人「口の中を見れば、思い出す」

私 「へぇ、そういうものなんだ…」



Matchbox superfast 30  8-WHEEL CRANE その2.jpg
◆Matchbox Superfast 30(A) 8-WHEEL CRANE


昔の思い出。


職場勤めの頃、自分なりに一生懸命やっているのに、上司は評価してくれない。

私は人より多く営業先を回ったり。

企画書を沢山提出したり。


でも、上司は私に良い評価をくれなかった。

同じ上司から友人にも指摘されていた評価を聴いて、思い知った。

「あいつは、私に気を遣わない」


もちろん、その会社は辞めましたが。


Matchbox superfast 30  8-WHEEL CRANE その3.jpg
◆Matchbox Superfast 30(A) 8-WHEEL CRANE


人は社会、つまり集団で生きる動物。

お互いがお互いを評価しあって、バランスを保っている。


自分が思っている自分。

それは、生きていくうえでは、あまり役に立たない。

鏡で見る自分も、正確ではない。左右逆像。


やっぱり友人からの評価。

これが一番だと、ずっと思っています。

褒めてもらったり、叱ってもらったり。


昔の職場に、年上だったが、すごく美人の先輩がいた。

少なからず憧れていました。

しかし、ある日。

くしゃみする声? 音を聴いて、幻滅。

あまりに、おっさんのような声。

そこで見えてきた事実。

「この人は、くしゃみの音を注意してくれる彼氏とか友人がいないんだろうな」


いつまでも、自分をしっかり見つめてくれる人。

そんな人とめぐり合い、一緒に居れたら、

それが一番幸せなことだと、今は思う。



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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第11話】 冒険せよ。 [人材育成]

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◆Matchbox Superfast 12(A) SAFARI LAND ROVER 


ネットの発達は素晴らしい。

地球の裏側に情報も手に取るようにわかる。

使いこなせば、すごいツール。



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◆Matchbox Superfast 12(A) SAFARI LAND ROVER 



ここに一つの落とし穴。

ネット上の情報が全てでは無いのです。

端末にくぎ付けになって動けない状態。

それに翻弄される状態。

皮肉なようですが、
あなたが手にしているコミュニケーションツールが、
眼前の大切なコト・モノに気づくのを阻んでいるかもしれません。

時には、自分の感覚を信じて、冒険せよ。


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◆Matchbox Superfast 12(A) SAFARI LAND ROVER 



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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第10話】 それを言っちゃぁ・・・ [人材育成]

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◆Matchbox superfast 5(A)  Lotus Europe



こんにちは~ヽ(^。^)ノ

言葉。

我々の世界に飛び回っていますよね~(^^♪

みなさんの好きな言葉、嫌いな言葉って、どんなのですか?

以前、職場の仲間に、「この言葉は嫌い」って明言する人がいました。

たった一言なんですけど。

若い人が、普通に使う言葉、だったのですが、
その人にとっては、大変不愉快だったそうです。

どんな言葉だったかは、特に記しません。


その方は、平素、大変温和です。
自宅に、子供の友達が遊びに来て、大概のことがあってもニコニコしています。
しかし、その言葉を発すれば、よその子であっても激怒したそうです。

その言葉、私も厳禁されました。
ちなみに、先程も申しましたが、若い人が普通に使う言葉ですので、
うっかり私も口に出すことがありましたが、そんな時には…

「私は、その言葉、嫌いだと言ったでしょ!」と雷が落ちました…(^^ゞ


言葉って、本当に不思議な存在ですよね…


Matchbox superfast 5 lotus Europe その2.jpg
◆Matchbox superfast 5(A)  Lotus Europe


ロータス ヨーロッパ。

この言葉。
私たちスーパーカー世代には、特別な響きがありますよね。

ランボルギーニ ミウラ、
ポルシェ カレラRS、
フェラーリ ディノ246GT、
ランチア ストラトスターボ、
嗚呼… 視線はナナメ上方へ…


あと、M3、M2、M4、M5…

これも、知らない人には、なんのこっちゃ? ですが、
その世界にどっぷりの人には、あるスイッチが入ったのではないでしょうか…


言葉。

人間の最高の芸術と言っても良いかもしれません。

勿論、武器にもなります。

人によっては、ひどい言葉を言われるよりは、ぶたれた方が良いと言います。

同感です。

暴力は、物理的に傷跡が残るものだけではありません。

言葉の暴力。

自分は平気でも、相手はどうでしょうか…

ではまた~ヽ(^。^)ノ


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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第9話】ハコからハコへと  [人材育成]

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◆Matchbox superfast 37(A) cattle truck
 牛さんが覗いている可愛いミニカーです(^_-)-☆


こんにちは~ヽ(^。^)ノ

先日、街頭で、以前の顧客の方とばったり数年ぶりに出会いました。

お互い、行先が違っていましたので、立ち話でしたが、久しぶりに積もる話をしました。

その中で、ちょっと気に留まった言葉がありました。

「最近、職場も前のビルから、あっちに移ってねぇ…」
と、指さしながら教えてくださいました。


職場が移転した。

内容自体は、それだけです。

しかし…
そういえば…
私自身は、職場の移転をあまり意識したことは無かったなぁ、と気づいたのです。

私も、サラリーマン時代、オフィスの移転は時折経験させてもらいました。

ビルを移転したり、同じビルの中で階だけ変わったり。


そして、さらに内省すれば…
こんなことを考えていました。

我々の人生って、
ハコからハコへと、
移っていくものなのかな~(・_・;)


産院や何処かの家で、この世に生んでいただいて、

保育器というハコに入って、

親や保護者の住む家というハコに入って、

ゆりかごやベビーサークルというハコに入って、

保育所や幼稚園というハコに入って、

学校というハコに入って、

会社というハコに入って、

そこへ電車やクルマというハコで通って、

マイホームや一人暮らしという新しいハコに移って、

その間、自社とお客様のハコからハコへと綱渡りして、

レストラン、アニューズメントパーク、カラオケ、スポーツ施設などなど
いろんなハコで休日を過ごして、

また、ハコからハコへと一週間働いて、

その間、冠婚葬祭をいろんなハコで経験して、

最後は棺桶というハコでさようなら。


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◆Matchbox superfast 37(A) cattle truck
 牛さんはどこへ運ばれていくのでしょうか… 歌がありましたねぇ…(^^♪


私が散歩や自転車が好きなのは、ハコへの反発なのかなぁ…

久しぶりに、阿部公房先生の名作“箱男”を読もうかしら…

ではまた~^m^


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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第8話】 記憶の融合 ~黄色い表紙の本~ [人材育成]

Matchbox superfast 67  Volkswagen 1600TL フォルクスワーゲン その1.jpg
◆Matchbox superfast 67 Volkswagen 1600TL
 Matchboxの中でも特に私が好きなのが、この一台です(^^♪
 紫色の上品さに、小さな心はワシヅカミにされたのでした~(^^ゞ



こんにちは~ヽ(^。^)ノ


友人宅に遊びに行って、書棚に在った一冊の本が気に入りました。

テーマは“語感”に関することで、ちょうど興味を引いていました。

後日、友人に電話しました。

「書棚に合った、語感に関する本を貸してほしいんだけど。
黄色い表紙だった」


すると…

「語感に関する黄色い本? ちょっと、待っててね…」

受話器の向こうで、友人が書棚を探してくれている様子が聴こえてきます…

ただ、友人の書棚は膨大な冊数が収納されています。


しばらくたって、

「語感に関する黄色い表紙の本か… 無いなぁ…」

「いや、確かに見たよ。書棚の真ん中あたり」

「黄色い本はあるけど、語感とは関係ないテーマだよ」

「青い表紙の本ならあるけど…」

「それは違うと思うな…」


友人が嘘を言っているとは思えません。

手を煩わせたお詫びを言って、電話を切りました。


数日経って、再び友人宅を訪れました。

事実はこうでした。

私が気に入っていた語感に関する本は、確かにありました。


ただ、表紙は、地味な青色。

なかなか印象に残らなそうです。


黄色い表紙の本もありました。

しかし、テーマは全く違うもの。

ただ、表紙の黄色が綺麗で、大変印象深いものでした。


つまり、私の記憶には、別々の要素が合体して収まっていたのでした。

綺麗な表紙の色。

関心ある内容。

なんたるこっちゃ~ヽ(^。^)ノ


Matchbox superfast 22&67 PONTIAC ポンティアック  Volkswagen 1600TL フォルクスワーゲン その2.jpg
◆前:Matchbox superfast 22(A)  Pontiac GP coupe
後:Matchbox superfast 67(A)  Volkswagen 1600TL


小さい頃、さんざん遊んだミニカーたち。

今では塗装も剥げ、部品欠損もあり、車軸も歪んでいます。

まさに、ボロボロです。

でも、私の記憶には、いつまでもキラキラと光った宝石なのです。

ではまた~\(^o^)/


俺様の宝石さ (ちくま文庫)

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  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1985/12
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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第7話】 関わり方って、知ってる? [人材育成]

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◆Matchbox superfast MB22  FREEMAN INTERCITY COMMUTER
 立派な建物であっても、その間をクルマが動き回ることで、人々は利用できる。
 クルマは素晴らしいコミュニケーションツールだ。



こんにちは~ヽ(^。^)ノ

今回は、ちょっぴり昔の思い出から。

「なぜ、私がグッドバランスさんと同じ夢を抱かないといけないのですか?」

部下に言われた一言でした。


担当部署の業績も芳しくない中、起死回生を狙い、あるプロジェクトを提案しました。

それを部下と共有し、進めていけたらと“期待”していました。

会議室であらかた説明をし終わった後で、私が部下に言ったのが、

「ついては、是非、私と夢を共有し、成功に向けて頑張っていってほしい」


私としては、心からの願いを込めた言葉でした。

また、日頃はそれなりに気を遣っているつもりでした。

しかし、帰ってきた言葉は、冒頭の文句でした。


私は、当時は悩み、怒り心頭でしたが、最近はこう思います。

「私と部下、また、会社と部下の関わり方を確認し続けるべきだった」

つまりコミュニケーションが足りなかったのです。


部下の本音はこうでした。

「そこまでして、会社に一生懸命時間を費やしたくない。
 考えて仕事するよりは、決まったことを指示してもらって、それをこなす方が良い」

私の得た教訓は、部下の本音を確認しないまま、部下として居続けさせたことでした。


私が思い込んでいたこと、それは…

部下であれば、上司の私の意見を理解するのは当然だ。

いわんや共有し、同調するのは、部下の能力からは出来て当然だ。


数年後、その部下は退社しました。

損失は、部下本人だけではありません。

部下に費やしたコストは相当なものです。

それが“無くなった”わけです。


2011_1021_日和山公園から見た石巻沿岸/本当に何もかも流された….jpg
◆3.11から7か月後の石巻沿岸部。まだ何も無い。本当に何もかも流された。我々はこの地とどう関わればよいのだろうか。


部下の初期設定を確認すべきだった。

現在、私は自分の仕事を進めるうえで、重要な要素となっています。


もちろん、部下だけではありません。

上司、パートナー、顧客、そして自分自身。

一体、このプロジェクトにどのように関わろうとしているのか。

私が何を置いても一番すべきことはそれだと思っています。


関わり方。

一生懸命関わる。ゆる~く関わる。いろいろな立場、考えがあります。


2011_1021_石巻海岸近く。転がったままの巨大な缶。.jpg
◆3.11から7か月。巨大な油缶は転がったままだった。


私がこれからの未来を担う若者に願うこと。

小さいころから「関わり方」を学んでほしいということです。

言い換えれば、ヒトやコトとの、適当、適度な「間」の取り方です。


何でもかんでも一生懸命の人は、自分も相手も疲れるかもしれません。

何でもかんでもゆるい人は、いざというときに対応できないかもしれません。

また、自分のことを「わかってくれているはず」はありえない。


仕事柄、学生の就職支援を行うことも多いのですが、特に以下の誤解が多いです。

「会社の人事担当は、あなたのことをよく知らない」という前提が理解できていない。


知らない自分を、知ってもらう。

知らない人同士が、段階的に自己開示を行い、友人になっていく。

その過程、つまりコミュニケーションは素晴らしいものです。


コミュニケーションとは、次の3つの要素の交換です。

1. 情報

2. 感情

3. 意志


例を挙げましょう。

「駅前に新しくラーメン屋が出来たよ」 は情報ですよね。

「ラーメン屋が出来て嬉しいな!」 は感情です。

「一緒にラーメン屋に行こう」 は意志です。


違う例も。

「最近、彼氏、出来たよ」 は?

「彼氏出来たの? くやしい~」 は?

「私も彼氏欲しいなぁ…」 は?

上から、情報、感情、意志ですよね。


Matchbox superfast 22 FREEMAN INTERCITY COMMUTER その2.jpg
◆Matchbox superfast MB22 FREEMAN INTERCITY COMMUTER
 関わっていくための重要なツールのひとつであるクルマ。


会社は生活や人生の背景が違った人々が集まったリアルな場です。

言われた指示をこなすだけの仕事もあります。

人々と協働して行う仕事もあります。

特に後者の場合、それぞれの思惑が絡みます。

「こんなはずじゃ…」

「最初に言っておいてくれれば…」

それを出来る限りなくすには、会話しかありません。

会話を積み上げていくこと。

それも重要なコミュニケーションです。

ではまた~(^_-)-☆


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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第6話】 そこを出よ! 外から見よ! [人材育成]

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◆Matchbox superfast MB66(A) Greyhound Bus



こんにちは~ヽ(^。^)ノ

過ぎたるは及ばざるがごとし。

有名なことわざですよね。

在るところに“居すぎる”ことは、本人のみならず、周りにも悪影響を及ぼします。

新しい考えが出なくなる。

同じ思考を繰り返すばかり。

マイナス思考になってしまう。

そういう時。

多くは、“その場所に居すぎることで、思考が澱んでいる”ことが多いです。

思考と感情と行動はワンセットです。

良い考えが、良い感情を生みます。

良い感情が、良い行動を生みます。

良い行動が、良い考えを強化します。

これらを繰り返せば、必然的に良い行動習慣となります。

良い行動習慣の積み重ねが、人生の基礎となっていきます。

ちなみに、何が良いかどうかは、ご自身の判断ですよね。


2011_1021_壊滅した雄勝地区。遠くにバスが見える?.jpg
◆3.11から7か月目の雄勝地区。壊滅したまま。遠くの建物にバス?


3.11から7か月経った石巻・女川・雄勝地区を訪れました。

「もう、自分たちの商売は廃業だと思っていました。
 しかし、半年経って、ぼちぼちと復活し始めました」

旅行業を営むY田さんの言葉です。

「もう、そろそろ、頑張るのを一休みして良いと思います。

 遠出や旅行したりして、リフレッシュする。

 そして再び、元気ややる気が戻ってきます。

 しかし、“被災地の人間がそんなことをしていいのか?”と気になってしまって」


2011_1021_壊滅した雄勝地区。バスがオフィスに乗っかったまま.jpg
◆3.11から7か月目の雄勝地区。バスがオフィスビルに乗っかったまま。


実際今、復興を妨げている原因の一つは、古き良き伝統かもしれません。

長い年月をかけて培われてきた旧来の人脈やネットワーク。

それは、蜘蛛の巣のように、壁に耳有り、障子に目有りで、
人々の行動を“がんじがらめ”にしてしまう面もあります。

豊かな人間関係が、かえって足かせになってしまう。

そんなしがらみが嫌で、“田舎”を出た人も多いでしょう。

今、被災地に必要なことのひとつ。

思い切って遠出したり、旅行したり、一休みしたりとリフレッシュすることだと思います。

そして、外から自分の地を観ることで、新しい気づきを得ることも必ずあるでしょう。


Matchbox superfast 66 GREYHOUNDBUS その2.jpg
◆Matchbox superfast MB66(A) GREYHOUNDBUS
 街を出でよ、遠出しよう、旅行しよう、外から我が身我が街を観よう!
 

全壊した街・女川。

積み上げられた瓦礫にめげず、新しいコミュニケーションの広場が活動していました。

その名は「コンテナ村」

イタリアだったでしょうか、輸入された店舗向けのコンテナが並んで商売しています。

食堂の女将さんの言葉が印象的でした。

「いろいろ取材とか来て下さる。

 だけど、実際に私たちのことをどんなふうに報道されているのか。

 私たちには全く分からない」


情報化社会の盲点のひとつですね。

ではまた~<(_ _)>




照心語録

照心語録

  • 作者: 安岡 正篤
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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第5話】 未来に口出しするな! [人材育成]

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◆Matchbox superfast MB29 Racing MINI
 前の2台は、小さい頃遊び倒したもの。



こんにちは~ヽ(^。^)ノ


ミニは、
ひとりの設計者が着想、開発、概観デザイン、
中身の設計まですべて手がけたそうです。

ミニの開発の歴史自体は
wikipediaなどをご参照いただくとして、
私は、
ミニの完成度の高さ、成功の要因は、
人材育成の観点で考えると、
リーダーシップとマネジメントの両輪が
うまく融合したことであると思いました。


こんなクルマをつくりたいな、という発想、独創性は
まさにリーダーシップです。

人によっては、
怪訝な対応をされたことでしょう。

そんなことできっこないとか・・・

理解を示されない・・・

しかし、そのアイデアに従って、
こうすればうまくいくのではないか?と、
エンジンを横置きにするなど、工夫を凝らしたアイデアで、
複雑性を解決していく過程はまさにマネジメントです。

荒唐無稽なアイデアでも、具体性や連続性が見えたとき、
人は自然と惹かれ、振り向き、ついて来ます。

特に社会的な意義が加われば、なおさらです。

ミニの場合は、
石油危機という環境が、傑作車を生んだのです。

10月の中旬。
3.11後、7か月目の石巻・女川を訪問する機会がありました。


2011_1021_壊滅した女川/転がったままのビル.jpg
◆壊滅した女川地区。震災後7か月。ビルは転がったままだった。
 昨夏、私は“ほやエキスポ”を訪れ、同時開催ツアーに参加。
 冷やし中華を堪能した。それらが跡形もない…


なかなか無くならない瓦礫の山。
更地のようになってしまった被災地。

想定外の出来事に対しては、想定外の対応をすべきです。
想定外の出来事に対して、“今までのやり方”“今までの手続き”
前例、慣習、そんなことにいつまでこだわるのでしょうか。

今こそ、奇想天外、ウルトラC、月面宙返り、超法規的な行動が必要です。


IMG_0262.JPG
◆Matchbox superfast MB29 Racing MINI
 可愛らしいおしり。愛嬌たっぷりですね(^^♪


ひとりの発想をそのまま活かすのが良い場合もあります。
寄ってたかって、アイデアの角を削ってしまい、
丸くしてしまい、ダメにしてしまうケースは多々あります。
特に、老害と呼ばれる存在は、未来を駆逐するだけです。

ある友人は“クモの巣のような”と例えました。

思い切って若い者に任せてください。
過去が未来を駆逐する。それは亡国に向かう愚行です。
あなたの所属するコミュニティ、組織、会社、団体ではいかがですか?


左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」

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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第4話】 後部座席のお友達(^^♪ [ミニカー]

Matchbox superfast 64 MG1100 その1.jpg
◆Matchbox superfast MB64(A) MG1100



こんにちは~^m^

ミニカーを通じて社会を語る。

それを地で行っていた(と、私が勝手に思っている)英国の老舗レズニー社。

傑作ブランドはMatchboxです。

今回は、パッケージの特徴を見てみましょう。

元々、Matchboxは、その名の通り、マッチ箱を模したものです。

経緯はミニカー専門雑誌などで目を通していただければ幸いです。

Hotwheelsらのスピード化の波を受け登場したsuperfastシリーズ。

パッケージは、もはやマッチ箱の大きさではありません。


Matchbox superfast 64 MG1100 その2.jpg


パッケージのイラストに強烈な記憶を抱く人は多いようですね。

スピード感あふれるイラストに、古き良き自動車の郷愁が重なります。

イラストは、ミニカーにかなり忠実です。

今回取り上げたのは、MG1100。

大人気車種ミニの成功を受け、開発された英国の大衆車です。


Matchbox superfast 64 MG1100 その3 運転手と犬のイラスト.jpg


パッケージには、運転席に人影と犬が描かれています。

人影と犬はイメージではありません。

実際に乗っかっているのです。


Matchbox superfast 64 MG1100 その5 犬 アップ.jpg


Matchboxは75の枠内で車種が入れ替わります。

トミカが模倣したポイントです。

数あるマッチボックスミニカーの中で、人や犬が乗っかっているのはほんのわずかです。

それはイラストに忠実に描かれているので、箱で分かります。


Matchbox superfast 64 MG1100 その4 運転手と犬 アップ.jpg


さて、犬がクルマに乗っかっているという、トミカでは考えられないデザイン。

英国における犬の存在と大いに関係しますね。

犬が、社会というシステムに組み込まれている。

う~ん、わかったような、わからんような。

あ、先に申しておきますが、英国が良くて我が国が云々…
という話では無いですからね。

基本的にこのブログでは、善悪は述べておりません。

多様な意見を述べます。

お好きな意見をご選択いただいたり、ご自身の気づきにつながれば、がモットーです<(_ _)>


英国における犬。

彼らは、社会というコミュニケーションシステムの中に上手く組み込まれているようです。

MG1100という大衆車のミニカーに犬を乗せたセンスに感服します。

犬が広く受け入れられているという事実を、語ることなく知らしめています。


ミニカーは省略の美学と言われます。

スケールダウンする過程で、残すべきもの、省略するものが発生します。

そこで、明確な哲学を有しているかどうかが試されます。

また、新しい要素を加えることもあるでしょう。

今回のMG1100では、犬や運転手という情景を加えています。

ミニカーの本質を知っているからこそ可能な“遊び”“余裕”なのです。

ではまた~(^.^)/~~~



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★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第3話】 青いトラックは何を運ぶ? [ミニカー]

MB60 office site(hut site) truck その1.jpg
◆青いトラック



こんにちは~(^O^)

ある自動車がおりました。

可愛らしい青いトラック。

その荷台は、今は空っぽ。

何を運んでいるのでしょう?

すると…


MB60 office site(hut site) truck その2.jpg
◆後ろのクルマ 
TOMICA 127 VAN SHOP MIKAMI TENTMUSHI & CORO
  トミカ 127 バンショップ ミカミ テントむし&コロ


「どいた、どいた~ヽ(^。^)ノ」

これまた可愛らしいクルマが走り過ぎました。

キャンピングカーのテントむし君です。

コロもつなげています。


青いトラックは何を運ぶのでしょうか?

実は…


IMG_0107.JPG
◆マッチボックス matchbox MB60(A) HUT SITE TRUCK(OFFICE SITE TRUCK)


青トラックが運ぶもの、それは、家 なのです!

家とは言っても、HUT(兵舎、仮屋)ですが。

このミニカーを観た時、さすがにびっくりしました。

「家ごと運ぶのか!」

工場で家を造ってから、それを運ぶ。

または、材料を現地へ運んで組み立てる。

仮屋を使う人にとっては、どちらでも良いことです。


違う視点では、移動販売や宅配の発想にもつながりますね。

店を構えていても、客が来ない、客数が減っている…

それを嘆いているならば、自ら売りに行く。


「もし私が顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、
彼らはもっと速い馬が欲しいと答えていただろう。」

自動車王フォード氏の言葉として有名です。

顧客の意見、ニーズを聴くことは大事です。

しかし、それが本質かどうかはわかりません。

ここを取り違えていれば、今頃フォード氏は大牧場主です。

それも、“選択”です。

良い、悪いではありません。

ただ、未来へ進むためには?

より速く本質をつかむことが、“楽”であることは確かなようです。


3.11はおよそ“想定外”の出来事と、口を揃えて言われます。

となれば、復興計画も、“想定外”のはずです。

今までのやり方とは違うものであって“当たり前”です。

100人相手をしていたお店に、いきなり一万人やって来た。

それなのに、今までの応対しか出来ない。

極論ですが、そんな感じだと思います。

超えるべきは、自身の“前例”“慣習”“上ばかり見る”
そんな“愚行”ではないでしょうか。

“思考停止”に陥る前に・・・ 一歩引いて、俯瞰する。

目先の“たんこぶ”にとらわれない。

3.11はチャンスでもあります。

ではまた~(^.^)/~~~


ピーターの法則

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  • 作者: ローレンス・J・ピーター
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/12/12
  • メディア: 単行本



ピーターの法則―創造的無能のすすめ

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  • 作者: L.J.ピーター
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 1970/01
  • メディア: 単行本



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