◆私の愛するカメラ(第5話) MじゃなくてRだよ [カメラ 写真]
私の愛するカメラ
第5弾は、
“ライカR5”を
取り上げさせていただきます。
決して、
MとRを
間違えてはいませんよ(笑)
一眼レフの“R5”です。
R型はミノルタとの提携で
開発されたシリーズです。
その歴史などは
他に言を譲りますが、
私は当時無料で
配布されていた冊子
カメラ総合カタログにて、
ライカR3やR4を見た時、
正直に
かっこいいと思いました。
後年、カメラ屋さんの
ショーウインドウ越しに
実機を見た時も、
R3はかっこいい、
R4は美しい、
と思いました。
ライカR4は
カメラ全体、
各パーツ、
ロゴ、
すべてにおいて
考え抜かれたデザインを
有していると思います。
ペンタプリズム部の
デザインは
素晴らしいと思います。
R4、
R5、
R6、
R7までは
遠目には
ほとんど同じ
デザインです。
R4の展開型や、
REなどを含めると
10種くらいは
あるのではないでしょうか。
さて、
その中でも
私がR5を気に入る理由は
明白です。
R4との比較では、
視度補正機能の有無です。
R6との比較では、
シャッターの機械式、
電子式の違いです。
やはり
自動露出が可能な
電子式シャッターは
便利です。
R7との比較では、
ボディ底の厚さが
いただけません。
さらに
ボディを他機種と
共有しているところに
あからさまな
コストダウン意識を
感じてしまいます。
ライカは
改良型になると、
必ずと言っていいほど
ボディが先代よりも
大きくなります。
そういうわけで、
こんなに見事に
他のR型との
区別ポイントが
明白なため、
R5は
私には
文句のつけようの無い
“愛機”になったわけです。
なお、
プログラムAEが
要らない時には、
私は
REも使用しています。
私の
お気に入りのレンズは、
旧エルマリート35ミリです。
エルマリートは
開放F値2.8を
意味していますね。
ライカやコンタックスのレンズは
人物写真には最適です。
ある時、
コンタックス137MAと
ニコンEL2を用いて、
同じアングルで
妻や子供を撮ったことがありました。
もちろん妻は
カメラのことは
わかりません。
後日プリントを見せて
「どの写真がいい?」
と聴くと、
迷わずコンタックス、
つまり
ツァイスの写真を選びました。
どちらも50ミリF1.4でした。
また別に機会に、
ある女性を
ライカとニコンで
撮ったことがありました。
その時のレンズは、
ライカはズマロン28ミリF5.6
ニコンはAi-Sニッコール35ミリF2でした。
後日、
その彼氏に
写真を見せたところ、
迷わず
ズマロンで撮った写真を
選びました。
理由を聞けば
「こっちの写真のほうが、
表情がやさしそう」
と答えました。
自分の体験も含め、
私は人物写真には
ツァイスやライツの
レンズを多用するように
なっていったのです。
もちろん、
きっちりとした風景や建物には
ニッコールが良いですよね。
これからの季節、
空気の透明感が
増すにつれて、
写真撮影も
面白くなりますね。
ではまた~
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