◆私の愛するカメラ その7 “リコーフレックスモデルⅦ” [カメラ 写真]
モデルⅦの“Ⅶ”は
機種依存文字です。
ローマ数字の“7”です。
シンプル イズ ベスト
これぞ、写真機の原点!
といったような
かわいらしいカメラです。
私の旅カメラのひとつです。
このカメラを
ご存じ無い方も
おられるでしょう。
こ~んな縦長の
カメラなんですよ。
二眼レフといいます。
その名の通り、
二つの眼を
持っとります。
上の
レンズは肉眼で見る、
つまり、
ピント合わせ用のもの。
下の
レンズが撮影用、
つまり、
フィルムに焼きつけるもの。
これがなんと!
ギヤの噛み合わせで
精密に連動しています。
以前、
大阪に出張のとき、
中古カメラ屋に寄り、
埃をかぶっていたのを
見つけ出しました。
ケースは
皮が腐っていたので
捨てました。
その後、
ギヤの噛み合わせが
外れてしまいましたが、
修理して使っています。
写りは
味がありますね。
特にベルビアと
組み合わせたら
最高です。
フルマニュアル操作のため、
緊張感も体に
記憶されるのでしょうか。
失敗を
失敗と思わないほど、
使っていて楽しい
カメラです。
どうでしょうか?
トイカメラが好きな方は
ぜひ
踏み込んで
いただきたい領域です。
見た目はオモチャでも、
立派な写真が撮れるのです。
トイカメラで
撮影した写真にも
味はありますけど、
絞りとシャッターの関係など
“基本”を知っておくことは
大事だと思います。
写真が好き、
と言って、
カメラを手にしたのは
いいけれど・・・
基本を知らないまま、
次のハードルを超せなくて・・・
結局、
その道を外れていく人は
案外多いと思います。
写真は
一生続けられる
趣味ですよ。
そのためには、
まず“基本”が大事。
ではまた!
リコーフレックスはサビとカビだらけになった個体が多いんですが、写真をお見受けする限りでは、やけに綺麗ですね。
正面はやや白っぽいものの、とても50年前の品とは思えないです。
by えがみ (2009-11-18 00:10)
えがみ様 こんにちは!
コメントありがとうございます。
小生の個体が綺麗な理由は次の通りです。
文中にもあります通り、
ギヤの噛み合わせが
外れたことがあります。
限界を超えて、ヘリコイドを
回してしまったことが原因です。
修理業者さんに直してもらいました。
その際、金属部品は可能な限り、
洗浄していただきました。
貼り皮以外は新品同様で戻って来ました。
なお、修理に出す以前も、
自分でボディをバラし、
市販のペースト状のサビ取り剤で
磨いても効果がありました。
人造貼り皮は経年変化に
比例していますね。
by グッドバランス (2009-11-18 16:32)