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艱難辛苦のあとこそ… [カメラ 写真]

みなさん

ご無沙汰しております。

朝夕、カメラを携帯し、
ここぞと思ったときに、
シャッターを切る喜び。

私は撮影対象は特に
絞ってはいないですが、
街中から眺める日の出、
夕焼けは大好きです。

特に、雨上がりなど、
混乱した天候の後こそ、
素晴らしい風景に…

今朝も出会えました。

朝の散歩 芽吹きミニ.jpg

朝の散歩中に日が昇り、
一本の芽吹きに出会い、
しばし立ち止まりました。

折ろうと思えば簡単。
曲げるのも容易です。

いじりすぎることなく、
ほったらかしでもなく、
適度な距離を保ち、
育って行くのを見守るのが
一番難しいかもしれません。

ドキドキ、ハラハラ、ワクワク…
子育て、仕事、自分の一生、
いろんな比喩を感じました。

ではまた~( ´ ▽ ` )ノ

《PRコーナー》
店長やチームリーダーに昇格。
みんなの前でしゃべることに…
そんな時に粋な一言が出れば、
あなたの評価は格段にアップ!


ラクラク話せるスピーチと挨拶大事典

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◆最善の選択 ライカM5 [カメラ 写真]

2012_1030_ライカM5_銘板部分.jpg
◆私の愛するライカM5



私は日々、物事をどんな基準や価値観で選んでいるのでしょうか…

3.11が特にそうでしたが…

今回の出来事は私に多くの教訓を与えてくれました。

教訓を得るためにこの出来事に遭遇したというべきか…?

前者の言い方なら問題解決的、受身的ですね。

後者の言い方なら目標思考的、能動的ですね。

どちらでも良いとは思いません。

どちらの受け止め方をするかで、人生は大きく変わっていくと、最近は思います。

他人や周りの環境の結果なのか?

自分で選んだ結果なのか?


今回の大津波により教訓を得た片田氏の津波避難3大原則。

なるほどなぁと思います。

感服します。

原則の2番目は「最善をつくせ」です。

この言葉は私に多くのことを考えさせます。

「最善をつくせ」 …う~む(>_<)


まず頭に浮かんだのは、大好きな漫画のひとコマ。

手塚治虫先生の傑作のひとつ『ブラックジャック』からです。

こんな場面があります。

ちょっと定かではないかもしれませんが、ご容赦ください。


ある旅客機に有名なバイオリン奏者が乗っていた。

ブラックジャックも偶然機内に。

飛行機は遭難し、エスキモー村に不時着。

乗客は無事だったが、避難の際に手荷物を置いていくことを指示される。

ブラックジャックは手術道具を機内に残していく。

指示を無視した奏者の大切なバイオリンが吹雪に飛ばされる。

そのバイオリンは名器の名高いストラディバリウス。

奏者はあきらめきれず、吹雪の中を探しに行く。

残念ながら見つからず、手は凍傷になり、重体。

ブラックジャックが手術を試みようと飛行機まで手術道具を取りに行く。

吹雪よけに戸棚でバリケードを作りながら。

しかし、飛行機の大半が雪に埋まり、手術道具が取り出せない。

避難客からも奏者の指を惜しむ声。

ブラックジャックを責め立てる。

東洋の針治療を試みるが、結果は芳しくない。

指は落ち、奏者としての命を立たれてしまう。

その時に奏者がブラックジャックに言った言葉。

『自分が生きるためには 大事なものは いつも身からはなさぬこと』

奏者は、ブラックジャックが手術道具を機内においてきたことをたしなめる。

それは手術の失敗を非難しているのではなく、教訓として。

ざっと、こんな内容だったと思います。


この言葉は私に胸に常に引っかかっています。

『自分が生きるためには 大事なものは いつも身からはなさぬこと』


3.11から一年半経とうとしています。

同様の言葉として、「備えよ、常に」も胸に響きます。

ボーイスカウト運動の創始者ベーデン・パウエル氏です。

生きるために。

最善を尽くす。

もちろん、生命を維持するための衣食住の確保が第一です。

忘れがちなのが眼鏡とかコンタクトレンズの予備。

日本人には使用者は多いですよね。

続いて、私は「生きる」を広げます。

モチベーションを維持・向上させてくれるモノゴトを考えます。

大好きな写真。

それを撮るカメラ。

今でもどんな時でもカメラは傍らにあります。

『あ、撮りにがした!』『あ、カメラが無い!』

こんな経験を何度したことでしょう。

ちょっと近所に出かけるときに見た夕日。

知り合いの子供の無邪気な笑顔。

あ~、なんでカメラが無いの!


家の中でもそうです。

家人が作ってくれた料理、ほかほかのごはん。

例えば先日なら秋の味覚、栗ご飯。

生活の些細な喜びも記録に収めたい。

わざわざ自室へカメラを取りに行っていては、「気」が飛びます。

とにかく移動時はカバンに、自宅でも傍らに常に一台は置いておく。

それは徹底してやっています。


さて思考を進めましょう。

「最善をつくせ」を言い換えてみましょう。

それは、どんな条件をも考え抜いた結果、とも言えると思います。

あ~じゃないか、こ~じゃないか、いや待てよ…

そんな中で、例えばカメラ選びはどうなるのでしょうか。

真っ先に、電気カメラは外れます。

予備の電池、それも物理的に限界がありますよね。

荷物にもなるし、結局、いつかはなくなります。

となると、電気カメラは外れ、電池がなくても動く機械式カメラになります。

この時点で、手持ちではニコンF、F2、FM系、M6以前のライカに絞られます。

大判カメラや中判カメラは大きさ自体がごめんなさいです。


次にレンズ。

これは悩みどころです。

とにかく移動もしなくてはならない。

軽さも大事です。本数は持てません。

となると、ちょっと広角目のレンズになるでしょうか。

50ミリではちょっと狭い…

24ミリ以下なら、漠然としずぎる…

結局、往年の焦点距離28ミリや35ミリ。

私はレンズ自体の大きさも考慮すると、ライカの35ミリF1.4レンズを選びます。


続いて、肝心の記録媒体。

それはフィルムです。

これだけは量を持つしかありません。

フィルムが切れた時点で、お手上げです。

昔、よく海外に出かけたときのことを思い出します。

36枚撮りフィルムを山ほど抱えていきましたね。

クラッカーのかけらのようなSDカード。

これで数千枚も撮れるのは本当に驚異です。

光陰矢の如しであります。

そんなこんなで、結局選ばれる一台。

私の場合はこれです。

ライカM5。

2012_1030_ライカM5_ファインダー視野セレクトレバー.jpg
◆私の愛するライカM5 ブラックボディも剥げ全体的にガンメタリック調。渋くなりました。


35ミリF1.4レンズを付けて使っています。

思い返せば本当にいろんなところを旅してきました。

カメラを構え、ファインダーを覗く。

すると、旅の景色の数々が思い出されます。


M5の魅力を眺めていきましょう。

まず、見やすく正確な露出計。

これも電池の心配がありますが、それは仕方がありません。

その時は潔くマニュアル露出です。

「じゃぁ、M4やM2と一緒じゃないか」との声もあるでしょう。

いえいえ、M5の魅力はその操作性にもあります。

右手を持ち替えずにいろいろできるのです。

フィルム巻き上げ、シャッタースピード調整、シャッターレリーズが出来ます。

数あるライカの中でもこの機種だけです。

2012_1030_ライカM5_右手だけで操作できる.jpg
◆ライカM5 右手をそのままの状態でシャッターダイヤルを動かせます。



もちろん、他のM型でも慣れれば指の腹でシャッターダイヤルを動かせます。

ところが、ファインダー内にシャッタースピードの数値が表示されるのはM5だけです。

ファインダーから目を離さずに全ての操作ができます。

右手でフィルム巻き上げなど、左手で絞り操作やピント合わせ操作などができます。


私のM5は今ではべこべこぼこぼこに凹み、各部品の欠損もあります。

しかし、一枚の写真を撮る行為においては何の支障もありません。

ブラックボディもガンメタリックのような輝きを増して、ますます魅力が増しています。

2012_1030_私の愛するライカM5.jpg
◆まだまだ現役 ライカM5



『最善をつくせ』

『生きるために』

自分の好きなもので考えていく。

そうすると、自分の価値観も見えてきて面白いのではないでしょうか。

自分が一体、一番何を大切にしているのか?

それを選んでいる理由は何か?

3.11以前と以後。

私は本当に日本人の生活や生き方が変わったと思います。

「住むのが困難な場所」が出来てしまった。

私たちの日本列島を体に例えれば、治癒しにくい患部を得たのと同じです。

国を自分の体のように例える。

そうすれば、ヒントが見つかるのではないでしょうか。

この国をどうしていけば、良くなるのか。


ではまた~(´ー`)/~~



ブラック・ジャック (8) (少年チャンピオン・コミックス)

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スカウティングフォアボーイズ―よい市民性を教えるための手引書

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【生活の知恵】やっちまった! ゴメンねM2。 [カメラ 写真]

2011_0506_220308-ライカM2+エルマー35ミリ モノクロ.jpg
◇私の愛するライカM2とレンズ「エルマー35ミリ」



こんにちは~(-_-;)

あぁ、Leica愛好家としては失格だぁ…

言い訳をさせてください。

私は仕事柄、出張が多いです。

定期的にカメラの作動部を触って、
内部の空気がよどまないようにすることを
出来かねる不安をかかえておりました。

今夏は諸事情により、
仕事のスケジュールは変更に次ぐ変更。


で、帰ってきたら…


Leica ライカM2ファインダーにカビ黴.jpg


ふぁ、ふぁ、ファインダーに…

カビ! 黴!  ※鉛筆の先のぼわっとした丸いもの。

あぁ~(-_-;)(T_T)<(_ _)>

読者諸氏も、ぜひぜひご注意ください!

【教訓】
何事も、風通しを良くしておくこと。
仕事も組織も同じですね。

ではまた~(ToT)/~~~

タオ―老子

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  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2000/03
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  • 作者: 加島 祥造
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「荘子」の人間学―自在なる精神こだわりなき人生

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「荘子」の人間学

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  • 作者: 守屋 洋
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  • 発売日: 2009/11/12
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【生活の知恵】レンズキャップのしまい方 [カメラ 写真]

私の愛するニコンFM レンズキャップにマジックテープ その1.jpg
◇私の愛するニコンFM


こんにちは~(^^♪

私の一押しのブログは↓
http://egami.blog.so-net.ne.jp/2011-07-09

「エンジニアの嗜み」

写真好きなら、絶対見るべし!


さて、一眼レフカメラ愛好家の悩みの一つ。
それは、レンズキャップのしまい方。


私の愛するニコンFM レンズキャップにマジックテープ その2.jpg
◇私のFMには、レンズキャップとストラップにマジックテープが付いています。


私のFM、その他ほとんどのカメラには、
レンズキャップとストラップにマジックテープが付いています。


私の愛するニコンFM レンズキャップにマジックテープ その3.jpg
◇撮影時の状態。滅多なことでは外れません。


撮影時には、ストラップにペタリ。
滅多なことでは外れません。


私の愛するニコンFM レンズキャップにマジックテープ その4.jpg


アイデアの出処は、田中長徳先生の著書。
チョートクカメラ1 宇宙に行ったカメラたち
発行:株式会社ワールドフォトプレス(平成11年1月20日発行版)


私の愛するニコンFM レンズキャップにマジックテープ その5.jpg◇マジックテープだらけのNASAカメラたち。


NASAのカメラはマジックテープだらけのようです\(◎o◎)/!

無重力状態です。
スペースシャトルの壁に貼り付けておく必要があるのですね。

いやはや、生活の知恵ですね~
皆様のお役に立てば、幸いです。
ではまた~(^.^)/~~~

ニワトリを殺すな

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◆いつもカメラが教えてくれる ~潤滑の大切さ~ / なぜ挨拶は必要か(第104話) [カメラ 写真]





こんにちは~(^v^)

私のところには、カメラが集まってきます。
理由は分かりません。
しかし、譲っていただく機会が年に何度かあります。

カメラは私にいろんなことを教えてくれます。
例えば、ライカM2の使いやすさの所以は、その機能のprimitiveさ、simpleさです。

それには、仕事における姿勢を考えさせられました。
余分な装備(機能)を背負って、現場に行くことほど危険なことは無いのです。
必要以上に重い、使わない機能のおかげで、何度撮り損ねたことか。
M2ならば誤動作の心配もありません。

さて、今回は、お借りしたカメラから気づいたことです。
旧友ワタル君から拝借しているこのカメラ。


ニコノス3型 オリンパスデジカメμtough6020.jpg


左が拝借しているカメラ。ニコノス3型です。1975年発売です。
右側は今夏大活躍してくれた最新のデジカメ。
オリンパスμTOUGH-6020です。2010年発売です。

さて、ニコノスは水深数十メートルに耐えうる水中カメラです。
1型から5型、そしてオートフォーカス化されたRSへと系譜は続きました。

5型は2001年10月に販売終了。
RSは様々な要因が重なったらしく、5型に先立つ1996年に販売終了しています。
なお、本文中のニコノス製品の数字は正式にはローマ数字です。

フィルムを装填し、ニコノスに仕事をさせるには、手順があります。
レンズをボディから取り外す。
ボディシェルからボディ内部機構を引き抜き、フィルム装填する。
再びボディ内部機構をシェルにはめ込む。
レンズを付けて準備完了。

レンズを取り外す必要があるのは、レンズがボディの内部機構に装着されているためです。

実際に見てみましょう。


ニコノス3型 分解の図 その2 ボディシェル取り外し.jpg


まずは、ストラップ金具を兼ねた部品の操作が必要です。
テコの原理を用いて、ボディ内部を引き上げます。


ニコノス3型 分解の図 その3 ボディシェル取り外し.jpg


ガポッという音ともにボディ内部が飛び出してきます。

内部機構がむき出しになりますが、こうしないとフィルム装填が出来ません。

実は、ワタル君のニコノスは長い間使用されておらず、各部が固まっていました。
潤滑油(グリース)を付けながらゆっくりと引き上げました。


ニコノスのグリース.jpg


そうしないと、主要部を密着させているオーリングというゴムが摩耗するからです。
その破損は水の浸入を誘い、ニコノスは水没します。


潤滑油を塗りながら思い出したのは、サラリーマン時代の飲み会でした。
私は公私ともによく飲み会に参加していました。

集うメンツは様々でした。
特に、勤務先とは関係無い地元の呑み屋での集いが今では貴重な思い出です。
私に社会人の基本ルールを教えてくれました。
ワーワー騒いでいるうちに、始発電車の音を聞いた日も少なくありません(^^ゞ
また、直接関係無い部門との飲み会でも、後々に仕事に役立ったことが多いです。

しかし、これらは、今更ながらに、こじつけた“考え”です。
当時は、この飲み会は仕事に役立つから…なんて打算は殆どありませんでした。

確かに、仕事の情報を得たり、人脈を広げることは大切です。
それを目的に飲み会に参加することを否定はしません。
しかし、それを腹に仕込んだまま呑む酒って、美味いでしょうか?

酒の場ならその場自体を楽しみ、そこでしか得られない体験を楽しむ。
そんな姿をお互い確認することで、先程の“目的”が浮上し、達成するような気がします。


ニコノス3型 分解の図 その1.jpg


人と人、グループとグループ、部門と部門、会社と会社、地域と地域、国と国、
その間に潤滑油(グリース)は必須です。

もちろん、塗り過ぎれば、それぞれの内部を破損し、大迷惑です。
適度な潤滑油。
それはカメラたち機械だけではなく、我々人間にも必要だよな。
ニコノス3型にグリースを塗りながら思いました。

人間という言葉自体、「間」で表しているじゃないですか。
その間がギスギスしているのか、スベスベ(滑々)しているのがいいのか?


歴代ニコノス3、4、5型.jpg


荘子では、人との付き合いは“水”のようなものが良いと言っています。
老師では、生き方そのものの理想として“水”を挙げています。

あぁ、今日もカメラに教えられた。
ではまた~(^.^)/~~~


「老子」の人間学―上善は水の如し

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  • 発売日: 1996/03
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◆私の愛するカメラ(第19話) 改良 = ニコン [カメラ 写真]



“改良”



この言葉は、
ニコンにこそ
ふさわしいと
思います。


S から S2 そして SP


F から F2


FT から FT2 そして FT3


EL から EL2 


FM から FM2 NewFM2 そして FM3A


FE から FE2 そして FA


F301 から F501


F401 から F401S そして F401X


F801 から F801S


F90 から F90X 


ニコンユーザー以外の人には
‘?’
の記号の羅列ですね。


でも
ニコンユーザーなら
意図していることは
おわかりいただけるはずです(よね?)



これらの系譜は、


フラッグシップは F5 

サブ機は F100 

中級機は F80 


それぞれ集結します。


みんな傑作機ですよね。



そして、

1999年、 
D1の登場を以って、
ニコンフィルム一眼レフ「F」の系譜は
デジタル「D」の系譜へと
受け継がれていきます。


F6はライカでいえば、
Ⅲgのようなものでしょう。


ニコンF系列の勿忘草です。



今回取り上げるのは、

F3 から F4


画像 056(F4正面).jpg


第4のF 

というキャッチコピーとともに
登場しました。


それについては
前回(第18話)の記事に述
べていますので、
是非ご高覧ください。


まだ
インターネットなど
一般化されていない時代。


情報源はもっぱら
雑誌や新聞でした。

画像 057(F4naname).jpg

私はF4の登場を
新聞で知りました。


20万円を超える価格、
そして
プラスチックボディであることに驚いたことを
昨日のことのように覚えています。


F5のキャッチコピーは
“F新次元”


画像 061(F4パンフ).jpg


手元に残る
ニコンカメラのカタログを見れば、
F4までは
価格の掲載が
ありませんでした。


90年代以降、
ニコンのカメラも
一般消費財や家電製品と
同じ扱いに
なっていくのです。


画像 063(パンフ中面).jpg


ニコンF4は
最高の耐久消費財の
扱いを受けた
黄金時代の
最後の
記憶なのです。


画像 060(F4威風堂々).jpg


ではまた~


タグ:ニコン NIKON F4

◆今日の写真(第22話) 笑うラジオ [カメラ 写真]




徳永英明さんの名曲。


“壊れかけのラジオ”


私は大好きですね~


そのラジオって、
どんなラジオ(レィディオ♪)
なんでしょうか。


こんなのだったら?


2010_01_08_0379.JPG


笑うラジオ。


ラジオとミニカー.JPG


背中のスタンドで
立つことができます。


おろせ!おろせ!(ラジオの叫び).JPG


わ~、なにするんだ!

おろせ、おろせ!

と言ってるように
見えませんか(笑)


このラジオを
デザインした人。

遊び心を
お持ちだと思うなぁ。


私の
お風呂の
お供であります。


ではまた~



◆私の愛するカメラ(第18話) 昔の名前で出ています [カメラ 写真]




1998年、
ニコンF4が登場した時の
キャッチフレーズ。


“ 第4のF ”


この“一言”には
賛否両論ありました。


共通していたのは

ニコンFが偉大なる名機で
あることを再認識させ、

4代目はその威光に
依存せざるを得ない状況にあった

ということ。


報道やスポーツでは
一人舞台であったであろう
F、F2、F3と代変わりするに連れ、
仇敵キヤノンF-1やEOS-1は
その差を詰め寄っていました。


カメラにおける新製品、
それが
どのようなキャッチフレーズを
伴って登場するかは、
興味深い観察対象です。


2009年、
こんなキャッチフレーズを
伴ってある新製品が登場しました。


“ Since 1959 ”


そうです。

オリンパス ペンが
デジタルで登場したのです。

2010_01_05_0354.JPG


コンパクトカメラ = オリンパス


スモール = オリンパス


という
確固たるイメージを築き上げた
素晴らしいカメラです。


Olympus Pen E-P1やE-P2に至っては、
キャッチコピーは
成功したのではないでしょうか。


昔の名前で出ています。


そして、とうとう、
私の手元にやって来ました~


2010_01_05_0355.JPG


新しいことは良いことです。


寒かろうが、
雪が降ろうが、
外に出て、
持ち歩いています。


新しさは
未来への牽引力です。

後押しします。


2010_01_05_0360.JPG


懐かしい日本カメラ誌があったので、
オリンパスの広告を拾ってみました。


2010_01_05_0359.JPG

OM-1


2010_01_05_0358.JPG

OM-2


私は、
OM-2SPが大好きでした。


後日、
テスト撮影を
リポートいたします。


ではまた~


◆私の愛するカメラ(第17話) こいつさえあれば、何とかなるわい! [カメラ 写真]




ライカを知る以前、
私はニコン一辺倒でした。


その理由は、
父がニコンFの
ユーザーであることと、


Fのカッコ良さが
私の写真機の原体験と
なっているからでした。


私の愛機遍歴は、
おいおい紹介させて
いただければと存じますが、
初めての一眼レフは
ニコンF-301でした。


ニコンは、
値引きもしない
強気な時代でした。


当時の私には、
現役旗艦機であった
F3よりも
F2が頂点でした。


今回は取り上げるのは・・・

ニコンF2(1971)

F2といえば、まずは、

2009_12_29_0161.JPG

ニコンF2フォトミック。


F2はFと同じく、
ファインダー部を
交換することで
長寿命化を図りました。


2009_12_29_0164.JPG


友人のワタルくんと
神戸や元町の中古カメラ
を物色しながら
散歩したのが
楽しい思い出です。

ある時、
中古カメラを並べたショーウインドウを
覗き込んでいる記者らしき人の肩に
誇らしげにかかっている
モードラ付きのF2を見ました。


2009_12_29_0163.JPG


モータードライブMD-2は
私の憧れでした。

そのシーンは
永遠に私の網膜に
焼きつけられました。


2009_12_29_0162.JPG


ニコンは光学兵器だ
と比喩した人が
いるとかいないとか。

でも、
F2を見れば納得します。


2009_12_29_0165.JPG


何があっても
F2さえあれば
何とかなるんじゃないか。

こんな不思議な
自信があります。


2009_12_29_0160.JPG


もうひとつの
F2の“顔”は
アイレベルファインダーです。


2009_12_29_0158.JPG


ペンタ部の曲線は
たまりません。

大好きです~


2009_12_29_0159.JPG


ニコンは
カメラデザインにおける
「余裕」がF2で
出てきた感じがします。

F2は機能とデザインの
バランスが見事だと思います。


2009_12_29_0157.JPG


唯一の嫌いな点は、
Fと比べてかん高い
シャッター音です。


ライカM5とともに
終生使いたいカメラです。


◆今日の一冊◆

シリーズ1/1000SEC
著者 新谷かおる氏

学生時代のバイブルでした。

復刻されていたんですね。

嬉しいです!

この中に登場する
ニコンの描写で、
ますます私の
ニコン信仰は
深まるのでした。

また、当時は、
コンタックスはもちろん、
ライカなど全く
眼中に無かったことも
白状します(笑)

シリーズ1/1000sec. (MF文庫―新谷かおるマグナムロマンシリーズ (8-19))

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  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
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シリーズ1/1000sec.〈1〉 (1981年) (サンコミックス)

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  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 1981/05
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シリーズ1/1000sec.〈2〉 (1981年) (サンコミックス)

シリーズ1/1000sec.〈2〉 (1981年) (サンコミックス)

  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
  • 発売日: 1981/06
  • メディア: -



◆今日の写真(第21話) 知らぬは、ほっとけ! [カメラ 写真]



なんとなく、
頭にこびりついてることって
ありませんか?


喜んだこと、

怒ったこと、

哀しんだこと、

楽しんだこと、

そんな強い記憶ではないけれど、


時折、

あ、そういえば・・・

なんて程度のもの。


IMG_2529.JPG


さて、皆さんは
お寺に行かれたり、
前を通られたこと
があると思います。


その塀に横棒の
線が入っているのを
ご存知でしたか?


IMG_2532.JPG


私は
意味はわからないけれど、
デザインのひとつだろう
と思っていました。


IMG_2534.JPG


あるとき父が、

“これは、
 お寺のランクを
 表してるンや”

と教えてくれました。


知らなかった~


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五本線が最高ランクらしいです。


IMG_2530.JPG

ひょいっと!

IMG_2531.JPG


これって、
JAPANESE COOL?


ではまた~

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