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◇◇日本再生 言葉の力で【第5回】 傾聴って、なぜ必要? / なぜ挨拶は必要か【第171話】 [人材育成]

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◇ありまサイダー てっぽう水 めちゃ美味かった~  ※本文とは関係ありまっせん!



こんにちは~(^o^)


日本再生を願い「言葉の力」をテーマにしばらく展開します。

今回はその5回目です。



コーチング ネタ続きで~す。

「コーチングがなかなかうまくいかないんです…」

「人の話を聴く、傾聴って難しいですね…」

そんな相談をよく受けます。



さて、では、なぜ、傾聴?

傾聴って、なぜ大切なのでしょうか?

ちなみに、今回のサブテーマは、

「デフォルト(初期設定)は、しつこいくらいに確認しよう」

です。



「私たちの祖父・祖母の世代は苦労した」

2011年現在、60歳になる人(仮にHさん)が仰った。

この言葉、真実だろうか?


その後のその人の言葉。

「昔は、モノが無くても、幸せだった。それに比べて今の…」

ここで私は、会話の思考を止めました。


昔の人々=苦労した。モノが無い時代。

今の人々=甘やかされ。モノ余り。

特に若い人になればなるほど…云々。

これがその人のデフォルト(「前提」「初期設定」)だとします。

その後はどんな会話が展開されるのでしょうか。

今の人も、モノを捨て、昔ながらの生活に戻るべき~ってな感じ?

想像するに、その人と私は、平行線であるのは、否めないでしょう。


大切なのは、お互いの存在を尊重すること。

昔の人は、豊かな時代を作ったことを誇りに思い、

今の人は、そんな時代を作ってくれた昔の人を誇りに思い、

さらに、もっと先の世代を豊かな時代に導く行動を。



ある人(仮にKさん)から、こんな話を聴きました。

「今、一歩外へ出れば、町はストレスでいっぱいのようだ。
 いや、家の中もそうだ。

 大丈夫か? 日本人。
 俺を敬え。
 私を可愛がれで溢れかえっている」

とのことです。

Kさんの話しは続きます。

「動機は問わない。
 しかし、そうしてほしいなら、まず、自分から行動してほしい。
 敬ってほしいなら、先に、相手を敬え。
 可愛がって欲しいなら、先に、相手を可愛がれ。
 自分を見てほしいなら、先に、相手を見ろ」


なるほど。
一理あります。

全てを独り占め。
それがあなたの希望・ホンネであれば、社会人とは言えないでしょう。


「私は苦労した」

「いえ、私も苦労した」

それを理解させたいのなら、先に相手の言い分を聴く。


つまり…

自分の言い分を伝えたい、納得させたいからこそ、先に、人の話を聴く。

傾聴の本質は、コレです。

デフォルト(初期設定、前提)が「対立」のままでは、会話は成立しないのです。

共感の本質も同じです。

さらに言えば、
「相槌」や「うなづき」などなど… そんなスキルばかり学んでも…
なぁぁぁぁんの役にも立ちません。

本質を理解せずして、教科書通りのコーチングなんて、現場では通用しませんよ。

ではまた~(^_-)-☆


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◇沖縄塩サイダー サイダーに塩? 僕はちょっと苦手・・・(^^ゞ  ※本文とは関係ありません。

 


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