◆魔法の数字「3」 なぜ挨拶は必要か【第165話】 [人材育成]
■ゲッター1
C3
D3
F3
M3
V3
私の好きなモノには、3を冠したものが多いですね(^^♪
そのなかでも、M3
それは、なんといっても、Leica M3
1954年に登場した写真撮影の名機。
そのM3の名前の所以は、つぎの3つのMが含まれているといいます。
More rapid より速く
More convenient より便利で
More Reliable より確実に
◆参考文献:「M型ライカのすべて」 エイムック(1999)
そういえば、3は魔法の数字、と研修で習った記憶があります。
「松竹梅」「上中下」「大中小」「一人称・二人称・三人称」「過去・現在・未来」
コト、モノを3つに分けて把握する。
コミュニケーションでも、煩雑な情報は大まかに3つに分ければ良い、なんて学びました。
「はじめに」「本論」「まとめ」ですね。
分ける = 分かる ってのも良いですね。
分けると言えば、最近流行りの「ロジカルシンキング(論理思考)」。
その根底にある考え方は、「分ける」=「仕分け思考」ですよね。
人間 → 男女、とか
→ 老人、大人、こども、とか
ジュースが飲みたい! → 甘いの? そうでないの?
→ 暖かいの? 冷たいの?
などなど、いろんな次元で切り分け、“本質”“相手の本音”を探っていきます。
また「三日坊主」「石の上にも三年」など“切り”“節目”を表すこともありますね。
■ゲッター2
話を、人間の集団に戻し、3を観てみれば、
3人組の特徴って、昔から変わってなさそうですね。
ひとりめ ヒーロー、リーダータイプ、正義感、熱血
ふたりめ 補佐役、ニヒル、皮肉屋、クール
さんにんめ ふとっちょ、おとぼけ、知力足りない
典型的なのが、西遊記ですよね。
孫悟空、沙悟浄、猪八戒はまさにそんな感じです。
ヤッターマンの3人組「ドロンボー」
ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラー、
アクマイザー3では、ザビタン、イビル、ガブラ…
もっとも、これもフランス文学の「三銃士」が元ネタですよね。
どだい、人間が三人集まれば、自ずとそんな役回りが発生するのでしょうか?
または、もともと3人がそういうキャラでないとチームワークが発生しないのでしょうか?
ちょっと興味があります。
なお、3は、漢字の「鼎」とも関連し、天子を支える3人の意味もありますね。
また、3すくみ(三竦み)も面白いですね。
(「関尹子」に、なめくじは蛇を、蛇は蛙を、蛙はなめくじを食うとあるところから)3者互いに牽制けんせいし合って、いずれも自由に行動できないこと(広辞苑)
■ゲッター3
今回、ちょっと遊んでみた「キャノン IXY 30S」によるゲッターロボ。
これも典型的3人組ですよね。
魔法の数字“3”
昔、サラリーマン時代、お世話になった上司からいただいたアドバイス。
「 常に、選択肢を3つ持っていれば、あわてないし、迷わないよ 」
ではまた~(^_-)-☆