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◆あなたはだあれ? 第10の質問 一緒に仕事をしない人 / なぜ挨拶は必要か(第150話)  [人材育成]

プロセス思考か、システム思考か?.jpg
◆この樹の枝はなぜ、こんなパターンをしているのでしょうか?
 これを解くカギは、システム思考にあると、私は考えています。
 それは、輪廻やツボを日常に取り込んでいる我々東洋人には、理解しやすいはずです。
 未曾有の災害復興のデザイン作成にも接触的に取り込んでいただきたいです。
 我々人類の課題は、もはや目先の分析・プロセス思考では対応できないレベルにあると考えられます。



こんにちは~(^o^)

さて、役割の再認識について、です。
本稿は、今日(2011年4月1日)から新年度を迎えられた企業人。
新入社員から新任管理職の方々にもお役に立てることと存じます。

10番目の質問です~(^_-)-☆

本稿は…
 部下育成に悩んでおられ、どうしたらよいのか具体策がわからない…
人々に読んでいただきたいです。

例えば、あなたが管理職、一般的には課長職でしょうか、をお勤めだとします。

実際…
管理職への“昇進”や“異動”のために…
はたまた、
“評価”しなくてはならない“部下”を持ったことで…
心の調子が思わしくなくなる人は増えているようです。

嗚呼…
自分の役割を、自分に相応しく振る舞うことが出来れば、どんなに楽でしょうか。

“気を楽に”
例えば、お気に入りの“楽”器を奏でている時の気分…

それは十分可能です。
そのためには、我々人間だけが持つ最強の武器である“言葉”を使います。

全部で、12の質問を使いますが、今回は10番目、第10の質問です。
必ずや“本来のすがすがしいあなた”を取り戻す手助けをしてまいります。

どうぞご期待ください(^^♪


では、第10の質問です。

「仕事でやりがいを感じる時って、どんな時ですか?
 特に人の面について教えてください」


あなたはどんなふうに回答しますか?

1) 自分の設計したプログラムソフトが、想定通り動いた時。

2) 自分の設計したプログラムソフトが、チームのメンバーの協力を得て動いた時。

3) みんなでプログラムソフトを作成をし、想定通り動いた時。


上記の3つの例を言い換えれば、

1) 個別

2) 分担(近接)

3) 協働(チーム)

と大別できるのではないでしょうか。


今回の質問の意図は…
「あなたが最も能力を発揮できる、周りの人々との関わり方は?」
です。

あなたを12の切り口で“分解”していくわけですが、
そのひとつで、今回の第10の切り口が“他人との連携”です。

上述の例ではどうでしょうか。

「仕事でやりがいを感じる時って、どんな時ですか?
 特に人の面について教えてください」
というメッセージが与えられました。

行動的特徴を挙げれば、次のように分類できると考えています。

1) 個別
ひとりで仕事をすることを好みます。
責任や権限もすべて自分が担うことを好みます。
いわゆるワンマンタイプです。

2) 分担(近接)
責任や権限の所在を明確にしつつ、他人との関わりを持ちながら仕事を進めることを好みます。現実的には一番多いタイプです。

3) 協働(チーム)
責任や権限も共有して働くことを好みます。
「ここはあなたに任せる」なんて言われるとパニックになりがちです。
 
また、言葉でも特徴を挙げてみましょう。

1) 個別
私が…やりました。ひとりでやりました。
※他人との関与が、会話の中に出てこない。

2) 分担(近接)
    私が…という感じで関わりながら…やりました。
    …の指揮下の元、このような権限を与えられ…やりました。
    ※他人と自分の責任や行動の違いを明確にしている。

3) 協働(チーム)
    みんなで…やりました。
    一緒に…やりました。
    …の件は、共同責任だと思います。
    ※掛け声だけではなく、結果や経験として“みんな”“わたしたち”が出る。


いかがでしょうか?
特に、2と3の違いについては、行動面でしっかりと見極めてください。
スローガン的に言葉だけで「みんなで」とか「一人じゃない」と発する人は要注意です。
実際は1(個別)や2(分担)の場合があります。
その人たちにとって、他人とは、自分の目的達成の“将棋の駒”の場合が多いからです。

今日(2011年4月1日)から新年度の職場が多いでしょう。
あなたの周りの人々の“口癖”と“行動”をよく観察してください。
そして、あなたは良き「立ち位置」を得てくださいね。

なお、何回も申し上げますが…
この12の切り口は、血液型診断や星座診断といった“固定的”なものではありません。
環境(ケース)次第で、いろんな反応が起こりえます(ケースバイケース)

また、年代やポジション、役割によっても変わります。
仕事は独立型だが(個別型)、家庭ではマイホームパパ(協働型)も“普通”です。

ご自身の他人に対する“関係性”を思い返してみてください。
あるパターンや傾向を理解しやすいのではないでしょうか。

本稿の意図は、
 自分と他人の関係性を知ることで、自分理解を促し、本来の振る舞いを行えるようになります。
ということです。

余談ですが、企業の経営者や人事担当者さんに一言。

従業員各々の他人との関係性、つまり、
一人でこつこつやらせることで、高品質なアウトプットを出していくのか? 
それとも、共同作業で以て、高品質なアウトプットを出していくのか?

そんなところを配慮した現場のチーム編成やプロジェクトメンバーの募集を行えば、
余計な気苦労をしなくても良いですよ(^^♪

ではまた~(^.^)/~~~


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えがみ

1と2は同じともみなせるでしょうか。
全員であるプロジェクトを行うと称すると、2と3は同一のようですが、一人に一つ或いは複数の機能を実装させて最終的なプログラムを目指すのであれば、1と2は変わらないということなのですよね。

by えがみ (2011-04-03 07:30) 

グッドバランス

>えがみ様
 いつもありがとうございます。
 仰せの通りで、1、2、3は明確な区別はありません。
 本人の意識で「俺が」「俺とこいつが」「俺たちが」の違い、ということでご理解を深めていただくことはいかがでしょうか?
by グッドバランス (2011-04-04 12:36) 

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