◆なぜ暴動が起こらないか？ ／ なぜ挨拶は必要か（第１４７話）

今だ続く余震。
被災された方には衷心よりお見舞い申し上げます。



こんにちは～(^o^)

企業再生を行った社長さんの話を聴く機会がありました。

経験に基づく理論で、今回の震災にも適応できると考えます。

今回の震災から多くのことを学びます。



◆組織変革モデル

　新しいビジョンの伝達
　　↓
　第１段階
　　
　　　ショック・驚き
　　　　↓
　　　怒り
　　　　↓
　　　拒絶・抵抗


　第２段階
　
　　　受け入れ・不安

第３段階

　　　能力開発・新しい環境への適応・雇用創出


第４段階
　
　　　再生



今回の東北関東大震災において、海外メディアが称賛していること。
“暴動が起こらない”

しかし、それは、あまりに被害が大きすぎること、およびまだ、余震が継続していること、
その“ショック状態に未だにある”と考えた方が妥当です。

それは、阪神での経験で私は言い切れます。

それほど、被害は大きいのです。


今後、必ず起こりうる復興に向けての段階での行動。

今こそ過去の経験を活かし（温故知新）、事実に目を向け、
ひとつひとつクリアする実践的計画を立てることが急務だと考えます。

人は思う以上に、
“新しいこと”
“急なこと”
“経験したことが無いこと”
には対応できないことを前提にすべきです。

ニワトリを殺すな

• 作者: ケビン・D. ワン
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2003/03
• メディア: 単行本

照心語録

• 作者: 安岡 正篤
• 出版社/メーカー: 致知出版社
• 発売日: 2001/03
• メディア: 単行本

タグ：コミュニケーション リーダーシップ マネジメント 組織変革 東北関東大震災

コメント 2

私は震災の経験が無いので想像になりますが、いずれ元通りになると信じている面もあるのかな、と思っています。
もし火事場泥棒で一時の利益を得たとしても、平穏が戻った時、過去の罪をあばかれて大変なことに…

by えがみ (2011-03-18 23:06) 

＞えがみ様
いつもありがとうございます。
火事場泥棒だけでなく、武器商人、マッチポンプ、我々の社会には人の生死を商売にする人々がいるのも事実です。そういうものに目をそらすのではなく、自分がどのように関わっていくのかを内省する時期を得たのではないかと考えています。

by グッドバランス (2011-03-30 18:03)