◆私は信頼されていない / なぜ挨拶は必要か(第119話) [人材育成]
◆愛機も変わる。光陰矢のごとし(-。-)y-゜゜゜ ※本文とは関係ありません。
左:リコーFF-1 右:リコーCX3
こんにちは~(^.^)
4月始まりの会社。
次年度の教育計画の情報集めがそろそろ始まっていますね。
私も日々、いろいろな会社を訪問し、営業活動を行っています。
私の仕事は、会社の教育ニーズと、講師や教育プログラムをマッチングさせることです。
さて、そんな営業活動の中で気になるのが、言葉。
研修プログラムを作成するうえでも、意味を混同しがちな言葉がありますね。
1)信頼と信用
前回の記事では、“信頼”を取り上げましたね。
フランス語ではラポールといって、特にコーチングなどでは良く使われる言葉です。
よく似た言葉で、“信用”があります。
両者はどう違うのでしょうか?
辞書・辞書^m^
しん‐よう【信用】
信じて任用すること。
確かだと信じて受け入れること。日葡辞書「デウスヲシンヨウシタテマツル」。
「目撃者の証言を―する」
現在の行為から考えて、将来必ず義務を履行するだろうと推測し信認すること。
「客から―を得る」
〔経〕(credit)給付と反対給付との間に時間的なずれのある交換。
物品を購入してその代価を後日に支払う類。信用取引。
(広辞苑第6版)
では、もう一度、「信頼」を調べてみましょう。
しん‐らい【信頼】
信じてたよること。「同僚を―する」「―に応える」「全幅の―を置く」
(広辞苑第6版)
うーむ(-.-)
いかがでしょうか?
両者の違い。
私は、それぞれのあるポイントに注目しました。
信用取引。
全幅の信頼を置く。
信用取引って、要は“担保”ですよね。
つまり、信用させるには担保があればできる。
信頼は、全幅、つまり、疑いも無く信じるってことでしょうか。
逆に言えば、
信頼取引、全幅の信用を置く、とは言いませんよね。
そう考えると、“信頼”がいかに難しいことか、わかりますね。
信用は担保があればいい。
しかし、担保を使うことは、それと引き換えることだから、信用を無くすことです。
つまり、信用の積み重ねの結果、「担保を気にせず、あなたを信じましょう」
それが信頼です。
私は信頼されていない、なんて思っている人。
今までの行動を振り返ってみたらいかがでしょうか。
時間管理、お金の使い方、人付き合い、お酒の飲み方、などなど。
あなたにとっては「これくらいのこと」「まぁ、いいか」だとしても。
上司や同僚や部下や後輩からは「こいつ、信用できない」を積み重ねているのかも。
それを知ることが、会社風土を知ることであり、信用の第一歩になるのです。
次回は、2)「目的」と「目標」です。
ではまた~(^.^)/~~~
う〜む、私も今までの行動を振り替えなければ。
知らず知らずの内に信頼を失っていたかもしれません…
by えがみ (2010-11-30 14:15)
>えがみ様
いつもありがとうございます。
“友人”とは、自分の信頼を維持するバロメータの役割を果たしてくれる部分もあると思います。
「こいつらだけには迷惑かけられない…」「お互いもっと頑張りたい」そんな絆が信頼を強めていくのではないでしょうか。私にもそんな友人たちがおります。
by グッドバランス (2010-11-30 20:55)