◆俺を信頼しろ! / なぜ挨拶は必要か(第118話) [人材育成]
◆圧倒的な存在感! 草間彌生先生の作品(福岡市美術館) ※本文とは関係ありません。
カメラ:ライカM2 レンズ:ズミクロン50ミリ フィルム:フジ400
こんにちは~ヽ(^。^)ノ
コーチングやNLPなどの能力開発や自己啓発。
それらの方々にはおなじみの言葉。
「相手を信頼する」
コーチングやNLPの理論的ベースとなるアドラー心理学。
私の論拠となっている考え方もそれですが、“信頼”は重要な概念です。
さて、“相手を信頼する”ってどういうことでしょうか。
言葉の問題ですから、辞書、辞書…(^_^;)
しん‐らい【信頼】
信じてたよること。「同僚を―する」「―に応える」「全幅の―を置く」
(広辞苑第6版)
おいおい…
まるで、禅問答用のよう(-“-)
コーチの方々が使いたがる横文字では、“ラポール”なんて言葉がありますね。
フランス語なんですね。
ラポール【rapport フランス】
親和関係。
対面的な場面を伴う意識調査・人類学的調査・カウンセリングなどで、面接者と面接対象者との間に生まれる親和的・共感的関係。
(広辞苑第6版)
余計に、わからんようになってしまった…(+_+)
私も人材育成の仕事に携わって久しいですが、私なりの考えを述べてみます。
私の考える“信頼”“相手を信頼する”とは…
「相手の過去・現在・未来を肯定すること」と考えています。
“相手”には、もちろん“自分自身”も含まれています。
過去であれば、何があったのかは知らないが、問わない(赦す)
現在であれば、目の前の姿を認め、褒める(認める)
未来であれば、こいつはきっと出来ると信じる(期待する)
こんな例えはいかがでしょうか。
「あいつは今ではああだけど、昔はね…」(過去の否定)
「あいつは間違えてばっかりだ。手抜きすることばかり考えてるな…」(現在の否定)
「あいつには、出来っこないよ…」(未来の否定)
上の3つの言葉「あいつは…」を発した人が、どのような意図を持っているか?
そこに、“信頼”はありますか?
これはあくまで私の経験則ですが…
一年くらいつらつらと述べてきた中でのキーワード「人は鏡」
それになぞらえることが出来ると考えます。
『自分を信頼できない人は、他人を信頼できない』
あなたは、どんな上司、どんな部下を“信頼”しますか?
ではまた~(^.^)/~~~
◆地元で開催された「日本酒を楽しんでみよう会」 今回は兵庫県特集でした\(^o^)/
死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
- 作者: 大津 秀一
- 出版社/メーカー: 致知出版社
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- メディア: 単行本
仰る通り、
「信頼って何?」
って誰かから質を受けても
「相手を信じる、頼る」
としか答えられないような気がします…。
過去を赦し、現在を認め、未来に期待する、ですか。
何かの折に使わせて頂きたく存じます。
by えがみ (2010-11-30 13:51)
>えがみ様
いつもありがとうございます。人生劇場という言葉がありますよね。我々はいろんな配役を演じています。そして、ひのき舞台に立つときもあれば、裏方や黒子になるときもあります。その配役を真摯に勤めていれば、そして、周りの人々の演じる様を肯定していけば、信頼関係は自然と生まれると思うのです。
現在は、ひのき舞台に上がりたい、上がりっぱなしでいたい、という人たちが足の引っ張り合いをしているように感じます。
by グッドバランス (2010-11-30 20:58)