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◆自己肯定感とともに生きる その11 / 助けてください。  なぜ挨拶は必要か(第116話) [人材育成]

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◆京都タワー クリスマスシーズンですねぇ(^^♪ ※本文とは関係ありません。
 神戸、大阪、京都、そして東京、はたまた福岡、私の出張は続きます~


こんにちは~(^o^)

OJTの前提について考えています(^.^)

知識や考えも大事ですが、それ以前にもっともっと大事なものがあるでしょう。

それは…子育てに例えれば…

赤ちゃんや子供への興味・関心。
そして、彼らが、なかなか物事を出来ないことへの忍耐。
そして、彼らと関わったり、自分自身の仕事への楽しさ、情熱。

つまり、「感情」です。

豊かで、あたたかくて、我慢強い「感情」

新人育成に「興味・関心」があって、
彼らが出来ないことに「我慢・忍耐」が出来て、
彼らと関わることや自分の仕事に「楽しさ・情熱」を感じている。

これがOJTの大前提です。


そして次に大事な前提。

OJTリーダーが決まった。

そうしたら、全部、その人に任せてしまって良いのでしょうか(-“-)

何でもかんでもOJTリーダーがひとりで新人の世話をする。

確かに、ある一人の方が責任者(保護者)として、新人を面倒見ることは必要です。


しかし、第二の前提があります。

それは、関連する事業部やチーム、班全体でカバーしましょうということです。

「え? 新人、あぁ、それはAさんに任せてあるから、オレ知らねぇよ」

そういう人は、その台詞を自分自身に向けて言ってみてください。


チームでカバーする必要性があるのは、いくつかの理由があります。

OJTリーダーであるAさん一人に負担がかかることを避けること。

もうひとつは、偏った価値観からの回避です。

OJTリーダーであるAさんも人間ですから、ある価値観で動いています。

それが全て正しいとは限りません。

判断に迷うこともあるでしょう。

その時に、チームで考える癖をつけておけば良いのです。


これは子育てを経験された方は理解いただけるのではないでしょうか。

たった一人の子育ては難しいのです。

育ててくれた人、その価値観しか得られない。

ですので、子供を地域で育てようというのは、真理です。

様々な価値観に触れることで、子供の脳の柔軟性は高まります。

「こうしなければならない」なんてことはこの世には存在しません。

「こうしておく方がいいかも」くらいにしないと、行き詰ってしまいます。

それは文字通り息詰まることを意味します。

「助けてくれ」と言えない人がいると聴きます。

そういう方は、おそらく…ですが、
「甘えるな」的価値観で育てられた方が多いのではないでしょうか。

確かに、抱え込み、背水の陣的な状況下、アイデアが飛び出すこともあるでしょう。

ただ、それは、生命の安全が保障されたうえで行うべきです。

事業部や、チームや、班内で、
「助けてくれ」
「力を貸してほしい」
「困ってるんだ」
こんな台詞が飛び交うようでなければ、それは本来、人間の社会ではありません。

我々は100%必ずいつかは死にます。

自分の感情や、思考や、行動のコントロールミスで、死期を早めることはやめましょう。

それは往々にしてあることであり、それをみんなでカバーしあうのです。

人は一人では生きていけないようになっています。

しかし、ある特定の価値観へのこだわりが、人を社会から遠ざけます。

そして、死や別れに向かって歩み出すのです。

物理的な死もあれば、離職というのも悲しい行動です。

縁有って、入って来た“ひな鳥”をなぜ殺すようなことをするのでしょうか。

それが、すでに感情が歪んでいることに気付いてほしいと思います。

続きます~(^.^)/~~~

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コメント 2

えがみ

チームワークなくして会社は動きませんよね。
例えるならプロジェクトリーダー。
リーダー一人でプロジェクト全ての仕事をやるわけではありませんからね。
OJTリーダーも同じことが言えると思います。
by えがみ (2010-11-24 23:17) 

グッドバランス

>えがみ様
 いつもありがとうございます。
 皮肉なことに、ツールが高度化・進化するほど、協業意識の持続が難しいのかなと推察しています。
 ツールの活用方法を習得するのはいいが、そのツールは協業向きではないという現実もあるのではないか?と。
by グッドバランス (2010-11-28 21:25) 

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