SSブログ

◆多面的観察法 第4話 異体験が視点を広げる  / なぜ挨拶は必要か(第89話)  [人材育成]




こんにちは~\(^o^)/


物事を否定しない。

コミュニケーション、コーチング、NLP、ブレインストーミングなどなど。
様々な場面や手法にて言われる概念です。


では、物事を否定しないようにするには、どうすればよいか?

例えば・・・ある雨の日、A君とB君の会話。

A君「あぁ、鬱陶しいなぁ。雨は嫌だなぁ」

B君「え? 雨って良い日だよ」

A君「なぜ? 服や体は濡れるし、湿度も高くて気分も悪いし、良いことないじゃない」

B君「いやいや、実は僕はピザの宅配をやってるんだけど、雨の日は売り上げが良いんだよ」

A君「どういうこと?」

B君「雨の日は外出率が減るでしょ。家で過ごす人が多いから、ピザを注文する人も増えるの。   だから雨の日は僕にとっては良い日なんだ。ヨッシャ!って気分になるんだ」

これは私が聴いていた実際の会話です。


さて、B君はピザの宅配を経験する以前から、雨の日を好意的に受け止めていたでしょうか。

それはわかりませんね。

しかし確実に言えること。
B君はピザ宅配の経験から、雨の日も良いという認識を得た。
ということです。


つまり、物事を否定しない訓練の一つは次の考えがあると思われます。
それは前回に述べた「感情や認識の関所を柔らかくする」と同義です。


「物事の経験を数多く重ねる」


もう少し、突っ込んでいけば・・・
これは私自身の考えですので、エビデンス(出典・証拠)はありません。

最近、よく言われる“人間力”。
それをこんなふうに考えています。


人間力 = 素質 × 役割 × 経験


素質は、持って生まれた性格や身体的特徴。

役割は、社会的に振る舞う役職や身分。
お父さん。○○会社勤務。課長。町会役。関東人。日本人…とかね。

経験は、生きている時間そのものといってもいいでしょう。
出来れば、好奇心と遊び心を持って、いろいろ試してほしいと思います。


また、あえて数式的にしたのも意味があります。
それは特にこだわる点です。

それぞれにマイナス要素があっても、掛け算したときにプラスになれば良いのです。
私自身もマイナス要素のデパートのような者です(^^ゞ

また、本稿の主旨で言えば、「マイナス」という考え自体が存在しなくても良いのです。
しかし、自分の素質や役割や経験、それぞれに“良くない”“ふさわしくない”“嫌いだ”という感情や認識を有する方も居られるでしょう。

私が申しあげたいのは。
そのひとつひとつに細かく目をやって、それこそ個性をつぶしてしまうことには賛同いたしかねます。

全体としてプラスに、つまり社会の役に立っている存在で有れば良い。

私は“人間力”をそのように考えています。

続きます~

※参考文献:LDノート№824号「ものの見方、見え方、考え方」 著者:薮田茂



★街の顔(作品0004) 左官屋さんの家。

我々の住む“街”にはいろんな“顔”があります。
自然のモノ、人工のモノ、
かれらは、我々の無意識の産物なのかもしれません。
2010_0720_街の顔04 塩屋 左官屋さん.jpg

★街の顔(作品0011) 私にも言いたいことがあるんです。聴いてくれますか?
街の顔0011 私にも言いたいことはあるんです。聴いてくれますか?.jpg


ピーターの法則

ピーターの法則

  • 作者: ローレンス・J・ピーター
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2003/12/12
  • メディア: 単行本



nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 2

コメント 4

♪写楽♪

こんばんわ~(^^

♪写楽♪日記の【ションボリ(/´Д`)/】への
nice!をありがとうございました~

今回はこれのみで失礼させて戴きますが
またお時間がございましたら
お立ち寄りを宜しくお願い致しま~す。
by ♪写楽♪ (2010-08-10 21:31) 

えがみ

B君なら、将来ピザ宅配を辞めても、雨を見る度に「こんな日は売上が伸びたなぁ」と雨の日を快適に過ごせるんでしょうね。

雨を否定したら大変ですね。
日本は降水量や雨季が比較的目立つようですが、雨の度に嫌な思いをしなければなりません。

by えがみ (2010-08-13 18:42) 

グッドバランス

>写楽様
こちらこそ、ありがとうございます。
お互い、のんびりペースで末永く!
よろしくお願いいたします!
by グッドバランス (2010-08-14 11:14) 

グッドバランス

>えがみ様
いつもありがとうございます。
ご指摘の通りです。
経験の多さは、長い目で見ると、
幸せ&プラス発想に通じると考えています。

by グッドバランス (2010-08-14 11:15) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。