◆今日のあっくん（第１１話） 続：トヨタカローラのお店へ“帰ったよ”

あっくんシリーズ
第６話の
続きでございます・・・



妻が、

ちなみに、今、
新型プリウスを買うとしたら、
どのくらい待ちますか？

と尋ねてしまいました。


説明員のお兄さんの目の色が
ちょっと変わりました。


本日ご契約いただいたとしたら、
早くて来年の５月か６月です、

との返事でした。


とまでやってきました。



続いて、妻の

試乗させてもらえますか？

との申し出に、
説明員のお兄さんは、
待ってましたの表情で、


はい、よろこんで。

空き状況を見てまいります。

と言って、
車庫へすっ飛んでいきました。


私は気が気ではなく、
おそるおそる妻に


おいおい、
もしかして
買う気なの？


と尋ねると、妻は、


うーん？

と、

どうとも
受け取れない返事。


そのうち、
説明員のお兄さんが
戻ってきて、

試乗車の準備が
出来ました、

との案内が
ありました。


その前に、
お兄さんは、
カタログの写真を見せながら、
新型プリウスの
グレード付けを
説明してくれました。


下位から
L、S、Gグレード
とありました。


Lクラスは
カーステ無し、
サス小径化、
安全装備簡素化、と

ガンダムに対する
ジムのような存在で、
（ねこざかな様語録：納得！）

なんで
こんな仕様があるのか
不思議でしたが、
商業利用かなと思いました。


選ぶなら、
現実的には
Sグレードでしょうね。


ただ、
実際にこのように並べると、
イイモノに目移りしますよね・・・


ホイールのデザインも、
ツーリングセレクションという仕様は
標準仕様よりも
どう見ても
格好良いのです。


シートの仕様も
あからさまに違います。


あらかた説明を受け、
では、
試乗しましょうか
ということになりました。


用意された車は、
我々の好みを
察知したかのように、
Sグレードの
ツーリングセレクションの
ホイールを履いたタイプでした。


横に
通常ホイールのクルマが
ありましたが、
並んで見ると
やはり格好良さは違います。


もちろん、
通常ホイールも
申し分ないのですが・・・


うまいなぁ・・・


試乗することに
なりましたが、
臆病な私は、
妻に先に運転を
お願いしました。


妻は
運転が私よりうまく、
好奇心も旺盛なのです。


さて、
乗り込んでみて
驚いたのは、
イグニッションスイッチが、
差し込み式になっていて、
ほとんどが
ボタン操作になっていることでした。


まるでゲームセンターの
レースカーを操っている
ような感じです。


そして、
まことしやかに静かです。


こちらがまごまごしていると、
説明員のお兄さんは言いました。


“もう、エンジンはかかってますよ”


“え？
　
　あ？
　
　あぁ、そうですか”


では、しゅっぱーつ。


いやはや
本当に静かです。


あっくんは
ご機嫌です。


自分でハンドルを
握りたくてしようがありません。


後部座席に
押さえつけるのが
大変です。


あぁ、
もう、
事故るっちゅうのに！


そんなこんなで、
試乗用のコースの半分で、
私に運転が変わりました。

最初に感心したのは、
回転半径の小ささでした。


こういうのは
実際に運転してみないと
分からないですよね。


何でもそうですが、
カタログの数字だけでは
わからないです。


工業製品は
日に日に
進歩しています。


ややもすれば
過剰スペック
かもしれません。


携帯電話、
家電製品、
デジタルカメラと、
私も日々使っていますが、
一度も
使用したことの
無い機能も満載です。


机上で考える
“便利”さは、
実用性では
どうなのでしょうか・・・


試乗を終え、
応接机に戻ってきました。


店内には、
まだ人々がたくさんいます。


「＊＊区の＊＊様、
　＊＊ご成約ありがとうございます！」

と時折放送が聞こえます。


続いて
会場内の説明員が
盛大な拍手。


“ほほぉ、これはすごいなぁ”

と、説明員のお兄さんに聞けば、
今回、
近隣１０カ所程の営業所が終結し、
この二日間でかなりの数の制約が
あったとのこと。


その勢いに
呑まれていく感じが
しました。


妻は
すっかりプリウスが
気にいった様子。


(続く)



◆ 今日の一冊　◆

だいふくもち

小さい頃に読んで、
かなりのインパクトが
ありました。

絵が怖いんです、

なぜか。

ページそれぞれを結構
鮮明に覚えています。

でも、
素晴らしい絵本です。

メッセージは
“足るを知る”
ですね。

だいふくもち(こどものとも絵本)

• 作者: 田島 征三
• 出版社/メーカー: 福音館書店
• 発売日: 1977/04/01
• メディア: 大型本

タグ：足るを知る だいふくもち トヨタ プリウス

コメント 1

こんにちは～。

> なんでこんな仕様があるのか不思議でした
う～ん・・・商業利用なら、さらに安価な前モデルが併売されてますので。

恐らく「インサイトとほとんど価格差ありまへんでぇ」と、
主張するためのセール仕様ではないかと思っています（苦笑）

古典的ですが、効果的？な集客手法ですね～。
by ねこざかな (2009-10-05 05:40)