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◆親の呪文 / なぜ挨拶は必要か?(第160話) [人材育成]

太陽にリング ハロ.jpg
◆ハロ現象 太陽に暈(かさ)



こんにちは~(^○^)

相変わらず黄砂がひどいですねぇ…

ふと、空を見上げれば、太陽に暈(かさ)。

ハロ、という現象だそうです。

おそらく、何千年以上前から見られた自然現象のひとつ。

古代の人はどんな“想像”をしたんでしょうね(^u^)


さて、公園で元気に遊ぶ子供たちの姿。

こちらも元気をもらいます。


そんな中、耳に入る“不思議な呪文”

ある小学校低学年の男の子が、お母さんのところへやってきて尋ねました。

「ねぇ、靴を脱いで、裸足になっていい?」

その公園では、園内がよく整備されていて、ゴミも少ないです。

お母さんの返答は…

「だめよ、誰も脱いでないじゃない」

傍でこの会話を聴いていた私は「?」となりました。

巨大な砂場に数十名はいるであろう子供たちの3割近くは裸足です。

男の子も言い返します。

「え? 脱いでいる子もいるよ。なんでいけないの?」

お母さんが口ごもっているうちに、男の子はさっさと脱いで砂場に走って行きました。

そのお母さんの友人らしき人が言いました。

「いいわねぇ、健康的で。おほほほほ…」

お母さんも…

「そうねぇ…おほほほほ…」


さて、そろそろ、みんな帰る時間。

私も、裸足で遊んでいた息子の足を水道で洗っています。

そんな時、周りで聞こえたこの言葉。

洗い場へ促すお母さんの言葉。

「早く洗っていらっしゃい、汚いから」

そこで私は「?」となりました。


「汚い?」 

なるほど、子供が砂にまみれて遊ぶのは「汚い」。

このお母さんたちにとっては、そういう認識なのですね。

そして、その「認識」は子供たちに「呪文」となって植え付けられていく。


子は親の鏡。

今こそ、その諺を思い出します。

ではまた~(^_^;)


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コメント 4

えがみ

冒頭を読んだ時
「これはハロの発生を抑えたレンズで…」
という話を期待してしまいました (ノ∀`)

成る程、正しい答えが無いような概念的なものは、確かにそうやって覚えていきますね。

因みに正しい答えがあっても、間違って覚えていたことも多々あります。
最近とある歴史小説を読んで知ったのですが、薩英戦争は薩摩側が7割程の勝利だったそうで。
確か歴史の教科書では英国側の完全勝利と書いてあった気が…

by えがみ (2011-05-06 22:54) 

グッドバランス

>えがみ様
 こんにちは~(^O^) いつもありがとうございます。
 偏見や慣習は“好き嫌い”という感情でさらに強化されますよね。
 薩英戦争のコメントは興味深いです。でも、戦争の勝率ってどのように判断するのでしょうね。
 公式みたいなものがあるのでしょうか? 戦利品、被害品、死傷者などの変数を当て込むような。
by グッドバランス (2011-05-07 00:04) 

えがみ

すいません、説明不足でした。
狙うて候 東郷隆著
という銃砲のエンジニア・村田経芳の伝記小説なのですが、
死者数は英国側が多い(艦長も戦死)にも関わらず自画自賛していたことに
著者が疑問を投げかけていました。
7分の勝利 (割じゃなくて分でしたね) というのは作中の人物の台詞で根拠は見当たりません。

尤もものは言いようで、重要なのは勝敗という結果ではなく、そこに至るまでの過程です。

by えがみ (2011-05-12 00:07) 

グッドバランス

>えがみ様

こんにちは~ フォローありがとうございます。

仰せの通り、“過程(プロセス)”が大事ですよね。

常に“次”を意識した内省と行動を心掛けたいですね。
by グッドバランス (2011-05-14 00:24) 

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