◆私が会社を辞めたわけ ~星とブランデー~(後編) / なぜ挨拶は必要か(第157話) [人材育成]
◆可愛らしい電車と出逢いました! JR神戸駅にて。何て名前なんだろう?(リコーGRdigitalⅢ)
こんにちは~(^.^)
4月始まりの多い、我が国の企業・団体。
4月は教育研修も花咲く時期ですね。
階層別、テーマ別、スキル・技能別、たくさんありますね。
新入社員・職員だけでなく、各階層の昇格者対象の研修も多いです。
前回は、昇格者の中でも、管理層を対象とした“評価者研修”を例に挙げました。
私は「人の知恵って、素晴らしいなぁ」と日々感動している人間ですが、
その中でも、キーワードをまとめる力は、関心が深いです。
“評価”の切り口として、STARコンセプトを紹介しました。
その積み重ねが、大きく一生を左右する“評価”。
是非、評価を、コミュニケーションツールとして積極的活用してほしいです。
特に、評価面談などは、上司・部下の信頼関係を増す機会としてほしいです。
さて、今回取り上げるのは、ブランデー。
ブランデーは、お酒の種類のひとつです。
その熟成年数を表す記号のひとつに「VSOP」があります。
very superior old pale (とても優れた古い澄んだブランデー)の頭文字をとっています。
(出典:WIKIPEDIA)
それを人材育成に応用したのが、↓です。
V vitality バイタリティ(活力・体力)
S specialty スペシャリティ(専門性)
O originality オリジナリティ(独自性)
P philosophy フィロソフィ (哲学)、personality パーソナリティ(自分らしさ)
育成は、人生の歩みと並行しますから、年齢別に当てはめると↓
20代 まずは、体力・やる気・活気。
30代 自分の仕事の専門領域を深めよう。スキルを深めよう。
40代 自分の仕事の独自性や創造性を磨こう。
50代 人格の完成。自分のスタイルを確立しよう。自分の言葉で語ろう。
という感じになるでしょうか。
発案者が不明ですが、優れた言い回しだなぁと感心します。
これは、論語でも類似の表現があるので、ご存知の方も多いでしょう。
『吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。
60にして耳にしたがう、70にして心の欲するところに従って矩をこえず』
さらに私が不思議に思うのは…数字の力です。
恐らく、人が言葉や数字を“発明”し、主に十進法を生活に取り入れた時点から、
10年を“節目”“目安”とし、モノゴトの栄枯盛衰を“評価”“観察”してきたのでしょう。
あなたの会社は、あなたを成長させてくれますか?
ではまた~(^_^)/~
VSOP…これはうまい言い回しですね。
てっきりバーで出会った老人とブランデーを飲んだ話をするのかと思っていました。
年代によってやるべきことなすべきことが分かっていれば仕事も進め易いだろうと思います。
by えがみ (2011-04-29 22:43)
>えがみ様
こんにちは~ 仰せのとおりですね。
こういう「目安」や「節目」を心にとどめておくことで、自分の仕事が進め易くなる…
つまり、ガードレールとでも申しましょうか、それを超えると、「それはあなたのやる仕事ではない」となるのでしょうね。
by グッドバランス (2011-04-30 20:34)