◆Sさんの物語その4 「閾値」 / なぜ挨拶は必要か(第130話) [人材育成]
◆昼のハイウェイ 時々休息を取ってくださいね(^^♪
こんにちは~!(^^)!
この方々はあなたの心に今、いますか?
妻、夫、子供、父母、友人…
ひとつのハコの中での生き方しか学んでこなかった…
それは非常に危険性をはらんでいます。
私は、今、この国(列島)には「第三の波」が押し寄せていると考えています。
まず、第一の波は…
大和政権、つまり現在の天皇家に関する方々でしょう。
この方々は、我が国の基礎を築くに至りました。
その支配は天武天皇あたりで確立され、約1000年以上続いていますね。
私は個人的には藤原不比等は傑物だと考えています。
第二の波は…
明治維新と称される、西欧化の波でしょう。
バナナ(外見は黄色で、中身は白人)。
そのように揶揄される我々日本人の現在の姿の原型がここにあります。
「維新」は結局、「革命」ではありませんでした。
今日、私は、
ブーツはいて、ジーンズはいて、ネルシャツ着て、
セーター着て、ダッフルコート着て、毛糸の帽子を被って…
このままタイムスリップしたら、どこの国の人に思われることでしょう(^.^)
衣食住の変化、つまり西洋化も凄まじいですよね。
お隣の韓国でもそうらしいというのを、知人から伺いました。
最近の若い人でキムチを食べない人が出てきた…
第三の波は…
グローバル化、情報化といった一連のボーダーレス化。
生活の便利さ。
情報の豊富さ。
それらは、人々が“個人”で生きることが可能な“ように”思わせます。
小生高齢化による国民の自沈的症状。
二十歳までに得られない選挙権。
それは死ぬまで既得権。
しかし、選挙権の年齢に上限があれば…どうなるでしょうか(^^♪
物理的条件、例えば、海、山…
概念、例えば、身分制度…
これらで、情報を操作・遮断し、人民を統制していた時代は崩れつつあります。
稲作が生活の標であった我々。
稲作世界のキーワードは協業です。
その世界の言葉や暦は、現代生活との乖離が激しくなっています。
我々を記号化する言葉も“苗字”と呼ばれました。
それらの記憶が形骸化したとき、新たな時代に移るのでしょう。
農家の人が言われました。
「昔は順番で、田んぼや畑をみんなで扱っていました。
今日は○○さんのところ、明日は××さんのところ。
でも近年は個人で機械を借りて、個人で終始やるようになってしまった…」
ハコの中で生き抜く努力を続けるのも、それは大変なことでしょう。
でも、そのハコは、“これからのあなた”をどこに導いてくれるのでしょうか。
一方、海の向こうでは、己の論理で以て着々とコマを進めている人々が実際に居ます。
私は今こそ、
Y先生に教えていただいた数多くの言葉を反芻します。
その中でも、この言葉。
“閾値”
この認識の重要性が増している時期ではないかと思います。
ダムの決壊の例えのごとく。
一旦溢れ出した激流を止めることは不可能です。
ただ、どのようなことが起こったとしても…
私はこれらの“変化”の是非や良し悪しを考えません。
なぜなら、
我々が、
我々の課題を“生き残ること”と認識し続ける限り、
我々が、
自分たちを“言葉を使う社会的動物”と認識し続ける限り、
対話を重ね、納得感に満ちた、課題形成型の社会を“持続改善”できる、
と考えているからです。
ではまた~(^.^)/~~~
皆様におかれましては、良い年をお迎えください。
来年も、“笑顔はどこからやってくる?”
何卒お引き立ての程、よろしくお願いします<(_ _)>
個人的には第2.5の波として、銃後を入れたいです。
明治維新から大正、昭和初期の頃はまだ良かったと思います。
和と洋の融合文化に思えるのですが、戦後は和が消えた感があります。
万世一系はちょっと誇りに思います。
古事記まで含めると今年で2671年(皇紀)です。
意外にも大英帝国も日本と同じで、オーディーンから続く万世一系なんですよね。
ウィリアム征服王によって、それまでの血は途絶えたと思っていたんですが、実は七王国時代からの血のつながりはあるみたいです。
by えがみ (2011-01-04 22:06)
>えがみ様
ご示唆いただきありがとうございます。
なるほど、確かに“鉄砲伝来”も大きな波ですね。
天皇制も時代によって翻弄されながらも、継続しているのは誇りですよね。
イギリスの話は存じませんでした!興味津々です!
by グッドバランス (2011-01-04 23:39)