◆Sさんの物語その3 「ハコ」 / なぜ挨拶は必要か(第129話) [人材育成]
◆◆夜のハイウェイ。人々は昼も夜も働き、支えあっている。
こんにちは~!(^^)!
「居場所」について話題を展開しています~
前回までは…
ある意味、特に都会では「居場所」の確保は死活問題ですね。
ここで、視点を変えてみましょう。
「居場所」を家、企業、団体、などなど「ハコ」に求めるのか、
はたまた
在野でもいいやと考えるのではどのように違うのでしょう^m^?
とまで投げかけさせていただきました。
さて…
私は最近、地域活性化の学習会に参加しました。
そこで講師の補助としてお手伝いする機会がありました。
伺えば、婦人会や老人会等の団体が積極的な地域支援活動を展開されておられました。
近隣の公園やバス停、街路の掃除、盆踊りや親睦旅行の企画運営などなど。
それは聴いて初めて、「なるほど!」「すごいなぁ!」と感嘆すべき活動ばかりでした。
しかし、積極的に活動されている方々から出てきたこんな台詞。
「でもねぇ、なかなかこういう活動に参加しない人もいるのよ…」
ほうほう(゜o゜)?
「例えば、現役時代に、それなりの役職とかで終わった人。
チヤホヤされた記憶を忘れられなくて、切り替えられないのね。
地域活動でも、自分を部長やなんかと同じように扱ってほしいのね、バカみたい」
う~む(^_^;)
「あとは、現役時代、役人だった人。もちろん、人にもよるけど。
こういう地域活動って、人間関係の調整が大変。
でも、仕事だからやってた。
だから、退職して、ボランティアでやるなんて、アホらしいと思ってるみたい」
ふむふむ(>_<)
典型的な例として、ふたつの意見を挙げました。
共通しているのは何でしょうか。
それは、
「人生を、ひとつのハコの中でしか生きてこなかった」
ということではないでしょうか。
情報化、グローバル化の進展がまぎれもない事実である現在。
家、学校、会社…人は一体どれくらいのハコを渡り歩くのでしょうか。
そのハコはあなたのたった一度の人生を預ける価値を持っているのでしょうか。
なぜ、あなたはハコの中で、もがき苦しむ道を選んでいるのでしょうか。
ハコの中で、躍起になって昇進を望む。
上司の足を引っ張り、同僚を蹴落とし、部下を切り捨てる。
なぜ、平気でいられるのでしょうか。
目の前に老人が立っていても、寝たふりをするあなたの心。
どこか歪んでいることに気づいていますか?
あなたは燃え尽きてしまう方向に突き進んでいることに気づいていますか?
ハコの中で認められないと、人ではない。ホント?
ハコの外の人々は、自分にとって関係ない。ホント?
ハコの外の人のほうが、本当のあなたをよく知っていると思いますよ(^u^)
この方々はあなたの心に今、いますか?
妻、夫、子供、父母、友人…
ひとつのハコの中での生き方しか学べない。
それは非常に危険性をはらんでいます。
ではまた~(^.^)/~~~
◆◆人々は何を思い、どこへ向かうのか。立ち止まることを知っているのか。
成程そのような方いらっしゃいますよね。
しかし今までそのような生き方をしてらしたのなら、そう簡単に変えられないものだと思います。
いきなりフィルムがなくなって、デジタルのみを使えと言われても…
by えがみ (2010-12-30 03:37)
>えがみ様
今回は、自戒も込めて記した文章なのです(^^ゞ
私自身、今年が本格的なデジカメデビュー。
なかなか一歩を踏み出せなくて…
by グッドバランス (2011-01-04 23:43)