◆最近、電話した? / なぜ挨拶は必要か(第105話) [人材育成]
こんにちは~(^_-)-☆
ある人事部の主任さんとの話。
後輩に、お得意様への電話を頼んだ。
内容は簡単。
商談や折衝ではない。
お礼の電話。
二日後、主任は後輩に一応確認した。
「電話してくれた?」
後輩は、どぎまぎしながら答えた。
「いいえ、まだです」
理由を聴けば、しぶしぶ答えた。
「電話が苦手なんです」
違う場面。
客先に行った後輩から携帯に連絡が入る。
電話ではなく電子メール。
「お疲れ様です。お得意様訪問が終わりましたので、先に上がります」
後輩は営業先から直帰するらしい。
携帯のメールなら簡単ですね。
事前に文を作っておいて、適当な時に送信できるし。
主任さんはぼやく。
「挨拶くらいは、肉声で聴きたいなぁ。他にいろいろ話が出来るしね」
元々は、どこに居ても通話が出来るための携帯電話。
コミュニケーションの基本は、メール交換ではない。
肉声による会話だ。
人は鏡。
あなたが相手にメール程度の発信しかしないのなら、相手からの反応も同じ。
それ以上を要求するのは、大いなる勘違い。
実際、仕事のできる人は電話が上手い。
用件を短く的確に伝えるのはもちろん、声色、トーンも重要だ。
最近、電話しました?
ではまた~(^.^)/~~~
★カメラもコミュニケーションツール。
1959年の発売以来、51年目を迎えるニコンF。
一眼レフの王者だ。
メールは
相手が電話の前で待機する必要が無い
言い間違い、聞き間違いが無い
と利点だらけのように思いますが、単なる事務的な気もしますよね。
by えがみ (2010-10-29 01:03)
>えがみ様
こんにちは~ いつもありがとうございます。
仰せの通りで“事務的”なのがポイントですよね。
事務は正確さが求められます。
しかし人間関係は、正確さだけでは成り立ちません。
by グッドバランス (2010-10-31 08:24)