◆紀行: 世界ほやエキスポin石巻 第3話:focus(焦点) [てくてく日本]
石巻を降りると、そこは石ノ森であった・・
世界ほやエキスポの会場である石巻。
敬愛する石ノ森章太郎先生の故郷であったのです・・・号泣。
駅を出て、自転車置き場を通り抜けると、すぐに会場。
いやはや。
会場関係者の皆さん、ごめんなさい。
私はもっと閑散とした風景を想像していました。
朝一番です。
まぁ、5~6人がぽつぽついるくらいかなぁと(^^ゞ
凄い賑わい。
本当にびっくり。
のんびり写真を撮ったり、
のんびり朝飯を食べる雰囲気ではありません。
しかぁし、空腹には勝てず。
目についた焼きそばの屋台へ。
まぁ、なんと美味そうな(:_;)
本当にめちゃウマでした。
なお、上掲の写真は“蒸しホヤ”の屋台です。
焼きそばの時は、空腹過ぎ。
シャッターを押すことを忘れとりましたわい(^^ゞ
また、無料配布のほや汁は、あっという間におしまい。
ところで、今、季節は夏。
暑いです。
★ほやの串焼き!
あぁ、本当に幸せ。
★ほやの味噌漬け串焼きに、サッポロビール。
あぁ、もう、死ぬなら、今、殺してくれぇ~心の叫びヽ(^。^)ノ
都合、二杯いただきました。
会場内。
獅子舞が踊っておりました~
★お約束。獅子舞の子供の頭、丸かじり!
さて、今回のほやエキスポ。
http://hoya-expo.jp/expo10/about/
開催目的には、こう記載されています(ホームページより転載)
宮城県の三陸沿岸地域が日本のほやの生産の80%を誇ることから、
ほやをテーマとした大規模なイベントを行うことにより、
三陸沿岸地域の水産資源の知名度をアップさせ、
首都圏でのマーケットの拡大や水産物を目的とした観光客を増やすことを目的とする。
私はこの文を拝見したとき、非常に好感を覚えました。
三陸漁場は、ホヤだけではありません。
カキ、ワカメ、コンブも有名です。
特に女川湾はワカメ養殖の発祥地です。
しかし、今回は“ほや”に焦点を絞っていますね。
例えば、ちょっと想像してみてください。
催しの名称をこんなのにしていたらどうだったでしょうか。
“三陸水産物エキスポin石巻”
“世界わかめエキスポin石巻”
“世界かきエキスポin石巻”
私の主観では、いずれもピンときません。
やはり、ホヤ、に焦点を絞ったことが良かったのです。
三陸水産物云々では、いかにも“総花”“幕の内弁当”的発想です。
加えて、二次的な説明が必要です。
“ほや”に一点集中。
そこに思考を結集させることで、アイデアやエネルギーが効果的に爆発。
その果実が、今回の“賑わい”でありました。
焦点を見定めて、一点突破する。
集中力。
それは、ちょっとお休みしていますが、
「リーダーの心得 社長インタビュー」でも根底にあるキーワードです。
さて、本編はまだまだ続きます。
次回はオプションツアー参加の模様です。
ご期待ください<(_ _)>
◆今日の花
朝顔 ヒルガオ科
カメラ:OLYMPUS μ TOUGH-6020
>三陸水産物云々では、いかにも“総花”“幕の内弁当”的発想・・・
そうですね、反省です。
実は「次はカキがいいんじゃないか?」なんて次回の会議で言いそうでした。‘ほや’という食材には地元でも一種ネガティブな想いを抱いている人間が多いのです。そこに敢えてスポットを当てた、というのは良かったのでしょうか?救われた思いがします。
by やまだ (2010-07-24 17:12)
>やまだ様
こんにちは~
次回開催については、いくつかの選択肢が考えられます。
1.ほやで続ける
2.幅を広げて、“三陸”全体をアピール。
3.ほやとは違う水産資源(かき、わかめなど)にスポット。
私なら1を選択します。
by グッドバランス (2010-07-25 01:03)