◆なぜ挨拶は必要か(第83話) リーダーの心得12か条 その6:時間生産性を意識する [人材育成]
リーダーの心得12か条
その6:時間生産性を意識する。
名実ともに成功したある社長へのインタビューをもとに展開しています~
社長には小さいころから“癖”があったそうです。
常に数字を意識する。
それは、経営では、時間生産性という言葉につながってきます。
社長の言葉を借りましょう。
「昭和42年。
私の労働時間は7,800時間/1年だった。
サラリーマンなら2000~3000時間だった。
私の時給は換算すれば80円。
サラリーマンは200円。
彼らはそれ以外に、手当、ボーナス、退職金、年金、この違いは何だ。
そこから私の挑戦が始まった」
思い返せば、私もサラリーマンになりたての頃、先輩からこんな言葉をいただきました。
「給料の3倍稼がないといけない」
新入社員の頃は意味が分かりませんでした。
中堅になってからは、その言葉を忘れていました。
その言葉を想いだし、実感するようになったのは、事業部を任された時です。
つまり、会社から財布の一部を預けられた時です。
初めて、売上、コスト、利益などの言葉が実感できました(^^ゞ
そして、それらと自分の給料の関係。
給料の額面以外に、いかに“自分”に金がかかっていることか。
つまり、それ以上に稼ぐ、利益を出さないと会社は“赤字”になる…
“言葉がわかる”と“実感”の違いでした。
今、自分がやっている仕事が、売上やコストとどのようにつながっているのか。
時には意識することは必要です。
「こいつに財布を預けて大丈夫かな?」
上役が部下を評価する視点の一つです。
続きます~
★今日の一枚:ヒメジョオン
カメラ:オリンパスデジタルカメラ μ TOUGH-6020
●今日の一冊
やっぱり名著。
社会保険等を考えると一人の人間を雇うことは凄く大変ですよね。
それに経費でどんどん出費がかさみます。
これでよく利益を出せるものだと感心します。
by えがみ (2010-07-10 18:30)
>えがみ様
いつもありがとうございます。
そうですね、コスト感覚を養えば、モノやサービスの値段の捉え方も理解しやすくなりますね。
企業の成長曲線も参考になりますね。
by グッドバランス (2010-07-14 20:08)