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◆なぜ挨拶は必要か(第70話) リーダーの心得12か条 その1:主体性を育む [人材育成]



先日、私は、ある企業のトップの方を取材させていただきました。
テーマはずばり!
“トップ、リーダーとして、どのように部下を掌握しているか”。


私の仕事の一つに、企業や団体の教育研修の企画・運営があります。
世に優れた講師はたくさんおります。
しかし、すべての研修生に合致することはありません。
やはり、相性というものがあります。
そのために新しい講師候補を探すことが必要です。
学識経験者のみならず、実務経験の豊かな方も講師候補です。


今回からしばらくは、その方の語録を紹介したいと思います。
是非、お付き合いの程、よろしくお願いいたします。

なお、申し上げておくことは、目新しいこと、突飛なこと、奇抜なことは何一つありません。
ただ、実務を経験し、実際に成功している人の言葉は重みが違います。


テーマは12に分けてご紹介します。

第1回目は“主体性を育む”です。


経営の基本要素は、人、モノ、金、情報、と言われます。

それは、組織体のみならず、自分自身の経営(人生)においても同様です。

さて、この四要素はそれぞれ特徴がありますが、際立って違う点を持つ要素があります。


“人”です。

何が際立って違うのか?

モノ、金、情報、これらはそのもの以上の能力や価値を自ら生み出すことはありません。
“自ら”というところがポイントです。

まずは、モノ。
自動車やパソコン、カメラ、照明器具、生産設備、工作機械などなど、これらはもともと作られた能力以上の成果を出すことはありません。
最高時速300キロメートルの自動車が、自ら時速500キロメートルを出すことはありません。
一分間に一台の割合で生産可能な自動車製造ラインが、自ら30秒に一台になることはありません。

金。
一円は一円ですし、一億円は一億円です。

情報。
それ自体は、文字、絵、写真、言葉などであり、自ら付加価値を得ることはありません。


ところが人が絡むと面白いことになります。

人は、モノ、金、情報を加工し、付加価値を与えることが出来ます。

つまり、ある企業の、モノ、金、情報の各所に人が調和すれば、大きな成果が期待できるということです。


続きます~


★常識を疑え!
 光あるところ、必ず私たちに付きまとう“影”
 それを売り渡したばっかりに・・・
 繰り返し読んでます!

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コメント 2

えがみ

人の可能性は無限ですね。
人がいればこそ、ショートカットの工夫で車は実質500kmになるかもしれません(言い過ぎ?)。
人の情報欲しさで、情報も価値を生みますよね。

by えがみ (2010-06-12 14:03) 

グッドバランス

>えがみ様

いつもありがとうございます。
仰せの通りで、“人”の可能性は無限です。
しばらくはそれについて書いていこうと思っております。
引き続き、よろしくお願いいたします。
by グッドバランス (2010-06-13 04:41) 

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