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◆なぜ挨拶は必要か(第55話) 明鏡止水(006) 営業で悩んでいる人! ぜひ読んでください! [人材育成]



大事なことというのは、
どれだけ社会環境が変わっても、
不変のものがあるということだ。

それは
“一日24時間は変わらない”
ということだ。

一日が24時間という持ち時間は
古今東西、人々に与えられた同一の条件だ。

ところが、ひとつ厄介なことがある。
人には「変わりたくない」という基本的な欲求がある。
それは、安全・安心を求めることが生命維持の大前提だからだ。

つまり、今、生命が維持されている状態、
これを変えることは、本能に背くことになる。

行動を変えるということは、かなり強烈に
意識的に行わなくてはならないということだ。
いつもの道なら安全だが、一本違う道を歩くことを想像してほしい。

実際、何か事を成した人というのは、ここに気付いた人だと思う。

だんだん不況の波に飲み込まれているとわかっていながら、
毎日毎日、同じことを繰り返し、時間に流され、
追いまくられたような一日を繰り返し、それが一生になるのか。

それとも、どこかでチェンジするのか。

そのためには、一日24時間の中で、
いったん立ち止まる時間を作ることが必要だ。

さっきやったこと、今日やったこと、
今までやってきたことを振り返ったり、
これからどうしていきたいか、どんなことができるのかに、
思いを馳せる時間を持つことが必要だ。

それも楽しく出来れば良いな。

それが人間と他の生物の一番の違いではないかと思う。
そして、その過程で得た思いを共有できる友を持てれば最高だな。

友といっても、同い年の人間で無くて良いんだ。
年下でも年上でも、性別が違っていても良い。

今の君を丸ごと認めてくれる存在と
めぐり会うことができれば最高だな。

いずれにしても、今の自分を
素直に見つめる作業が、絶対に必要なのだ。

どうだい? A君、
今の君はどんな一日を送っている?

(続く)


しあわせづくり (1977年)

しあわせづくり (1977年)

  • 作者: 桃井 かおり
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 1977/12
  • メディア: -



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コメント 2

えがみ

大半の人間は一日の内、大半を労働に費やします。
睡眠食事等休憩を入れると自由な時間は殆どありません。
なかなか難しいですね、何処かで変えようというのは。


by えがみ (2010-02-15 22:12) 

グッドバランス

>えがみ様
本当にそのとおりですね。
自分自身を見失ったまま、また次の日がやってくる・・・
自分の人生なのに。
これでいいのでしょうか。

by グッドバランス (2010-02-16 00:11) 

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