◆なぜ挨拶は必要か(第53話) 明鏡止水(004) 営業で悩んでいる人! ぜひ読んでください! [人材育成]
A君は話し始めました。
「おじいさんが話してくださったので、私もお話します。
私は、小さい頃両親が離婚し、母子家庭で育ちました。
そのせいにはしたくありませんが、
私もさんざん悪いことをしてきました。
更生して、今の会社にお世話になることになりましたが、
この不況のせいもあって、なかなか成績が伸びません。
先輩に頼ろうと思いますが、先輩もいっぱいいっぱいの状態で、
相談できる状況ではありません。
母はそんな私をいつも心配してくれています」
A君の眼には、涙がたまっていました。
おじいさんは、尋ねました。
「一日の中で、気を休める時間はあるかね?」
A君
「いえ… 無いです…」
おじいさん
「移動はクルマだね。
営業の移動中、ラジオとか音楽は聴く余裕はあるかね?」
A君
「いえ、全く。ぼーっとしています」
おじいさん
「うーむ、なるほど」
と、A君の話に相槌を打ちながら聴いていましたが、
「A君、これは大事なことなんだが・・・」
おじいさんはふたたび話し始めました。
2010-02-11 20:28
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コメント(2)
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やはりおじいさんの昔とAさんは似ていましたね。
by えがみ (2010-02-13 13:06)
<えがみ様
はい、ご推察通りです。
また、明鏡止水の話もそこに通じて参ります。
by グッドバランス (2010-02-13 17:17)