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◆なぜ挨拶は必要か(第38話) 自己肯定感(25) 今こそチェンジ!“痛み”から“快”へ① [人材育成]




日本を牽引してきた
マネジメントのスタイル。


そのキーワードは、
“痛み”の分かち合いです。
“脅し”の分かち合いです。


島国という
出口の無い
閉鎖的な社会で育まれた
歪んだストイックな精神。


私も苦労している、だからあなたも・・・


(否定的に) **しないと **になるよ・・・


***を我慢すれば***できる・・・


まだまだあるでしょう。


会社でも家庭でも
同じような“論理”が
まかり通っています。


これらの“言葉”の魔法は、
一時的に生産効率を上げる力は
確かにあります。


しかし、
持続力はありません。


その理由は・・・?


そうですね。


本当は、
脳が“快”で
動いているわけ
ではないからです。


強制力や圧力が
行き過ぎたり、無くなれば、
反発や虚無が発生します。


今までの自分が、
その言葉の魔法に
踊らされていた
だけの存在であり、

さらに、

自分自身に、
信念や哲学といった
自分らしさを感じる尺度が
宿っていないことに
気づくでしょう。


もちろん、
気づかないまま
一生を終える人もいます。



お伺いします。


あなたは
今、
本当は
何をしたいのですか?



あなたは
今まで
本当は
何をしたかったのですか?



あなたは
これからの人生、
何をしたいのですか?



そのままの自分で、
それは実現可能ですか?



脳が不快な状態で、
身体が活動すること。


これは全く以って
不自然な状態です。


しかし、
なぜ、
不自然な状態で
いるのでしょう。


それは、
快の状態を圧倒する
価値観や信念があるからです。


前例が培ってきた
価値観を守るために、
金科玉条のごとく、

“・・・でなければならない”

“変わるのが怖い”

そんなところではないでしょうか。



しかし、現在、
産業革命以来の
新しい革命期にある我々は、
痛みのマネジメント 
から 
快のマネジメントに
変えなければ、
生き残ることはできません。


生きることは出来ても、
活きることは出来ないのです。


マネジメント(management)は
経営用語としてだけではなく、
“自分自身の人生の経営”
としても捉えてください。


快のマネジメントの
キーワードは
皆さんはご存知のはずです。


自己肯定感です。


では、
自己肯定感を高める
具体的行動とは?


ほめる、認める、です。


ほめあう、認め合う、です。


ほめられて、
嬉しくない人はいません。


認められて、
嬉しくない人はいません。


でも、
どんなふうに
“ほめて”いいのかわからない。


どんなふうに
“認めれば”いいのかわからない。


というわけで、
今回からは、
ちっぽけなテクニックを紹介します。


ほめかた・・・とでも申しましょうか。


例を挙げてみましょう。


あなたの友人は
写真が趣味です。


先日、お気に入りのカメラで、
あなたの写真を撮ってくれて、
出来上がったプリントを
今、持ってきてくれました。


その出来栄えは良く、
あなたは喜んでいます。


さて、あなたは
友人をどんなふうにほめますか?


ちょっと考えてみてください。


続きます~


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えがみ

日本人ほど、我慢強い民族はいないですよね。
むしろ欧米の方が我儘というべきか自己主張力があるというべきか。

最近は日本人もそれが変わってきているように思いますが…。

by えがみ (2009-12-27 18:30) 

グッドバランス

>えがみさま

 おっしゃるとおりですね。

 私は、民族のアイデンティティは、肉体的な素質
 のほかに、地理的な環境条件の影響が大きいと思います。

 日本人でも満州などに生まれた方は「大陸的」、
 つまり鷹揚な感性をはぐくまれることもあります。

 情報化による異民族との接触も、それに拍車をかけます。

 また、教育の影響も大きいでしょう。
 日本の穴埋めに対し、欧米は拡散的な思考を育みます。
 
 有名な例では、
 1+2= は、3ですが、これは日本の考え方。
 
 3になるにはどんな数字の足し算があるか? 
 これは回答は無限です。欧米の考え。

 
by グッドバランス (2009-12-28 00:48) 

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