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◆走れ 金時! MOD RODの冒険(第11話) 魔女の助け [ミニカー]




◆ 走れ 金時! 

MOD RODの冒険  

第11話 “魔女の助け”



前回までのあらすじ・・・

Gruesome Twosome(GT)と
Volks Dragon(VD)と共に、
レズニー王国の誇りと繁栄を
取り戻すことを目的に
旅に出たMod Rod(金時)。


奇想天外な
クルマたちとの
出会いと別れ。



そして新たなクルマが
立ちふさがります。


その名は
ファンダンゴ。


必殺技
“ブリスターパック”に
捕まったGTを助けるため、
金時とVDが走り出そうとした矢先、
さらに
新たな一団が現れました。


ランボルギーニ カウンタック、
ポルシェ ターボ、
デトマソ パンテーラ
といったスーパーカーたちです。


彼らは
最初から改造された姿で
この世に登場しました。


彼らが
金時たちの行く手を
阻もうとした時、
マスタングたちが
変身します! 


危機が
彼らを新たな姿に
変化させたのです。


多勢に無勢を知りながらも、
GTを助けに行くよう、
金時たちを促す
マスタングたち。


それを気にとめながらも、
GTを助けにいく金時とVD。


戦いの舞台は
広がったのです。



消えたGTの後を捜す金時とVD。

IMG_2168.JPG

そこに現れたのは・・・

IMG_2169.JPG


「なんだ?」と金時。


「ふははは、
 GTに会いたいか?」


「うん? 貴様?」とVD。


「私の名はファンダンゴ。

 奇想天外車両の中でも
 ローラマティックを
 組み込まれたエリートだ」


「GTはどこだ?」と金時。


「ふん。
 GTの命は我々の手中にある」


「むむ・・・」


「あれを見ろ!」


ファンダンゴが
示した方向を見れば、
ブリスターパックに
包まれたGTの姿が!

IMG_2171.JPG

「ううむ!」


「GTを助けたければ、
 条件をやろう」


「なんだ?」


「今、
 この王国のクルマは
 だんだんと奇想天外車両に
 置き換わっている。

 その方針に
 貴様らは反対している。
 
 そういう芽は
 つぶさねばならない。

 同じクルマの情けとして、
 村へ帰って
 おとなしく暮らすのなら
 助けてやろう。

 しかし、歯向かえば、
 GTもろとも、
 貴様らの命は無い」

IMG_2172.JPG

「ううむ・・・」


「しかし、
 我らには使命がある」


「やるというのだな?」


「そうだ!」

その声と同時に、
金時とVDは飛びかりました。

IMG_2173.JPG

すると、
ファンダンゴは
分身しました。

IMG_2174.JPG

「うお!」


「気をつけろ!
 
 どこかに弱点はあるはずだ!」


ファンダンゴは
二台を取り囲んで、
ぐるぐると
回り始めました。

IMG_2175.JPG

「うおおおお!」


「ふははは、
 お前達も
 ブリスターパックに
 詰め込んでやるわ!」



その時、
声がしました。


「待て! 
 
 使命ある者を助けん。

 我々が加勢しよう」


「なに?」


声のほうを見れば、
見たことも無い
カラーリングの一団が!

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「何だ、貴様らは?」


「我々は、
 魔女レットから
 遣わされた軍団だ。

 ラリーカーの部隊の者だ。
 
 荒野が根城だ」


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majorette 254G Citroen C2 Andros


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majorette 276 Toyota Runner


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majorette 205B Peugeot 206 Wrc


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majorette 292E Toyota Corolla


IMG_2182.JPG
majorette 292A Mitsubishi Pajero


IMG_2183.JPG
majorette Toyota Lite Ace


IMG_2184.JPG
majorette 275A Subaru Impreza Wrc


「ち、
 貴様らもブリスターに
 詰め込んでやるわ!」


「そう簡単に行くかな?」


IMG_2185.JPG

壮絶な戦いが
始まりました。


IMG_2186.JPG


「こいつらの弱点は
 背中のファンだ」

と軍団の一台が見破りました。


「これを止めれば
 動けなくなる」


「ようし!」


金時、VD、
魔女レットの軍団は
ファンダンゴの
ファンを狙って、
飛び掛りました。

IMG_2187.JPG


「うわぁ、止せ!」


「止せと言われて、
 はい、止します、
 なんて奴がいるかよ!」

IMG_2188.JPG

ファンダンゴたちは
息をふさがれたも同然で
倒れていきました。


しかし、
ブリスターパックの
GTがそのままです。

IMG_2190.JPG

「うむ、どうすれば・・・」


すると、
魔女レットの軍団から
声が出ました。


「ブリスターパックの解き方は、
 我らに任せろ」

「え?」


「日々、
 ブリスターパックの中で
 暮らしている我々が適任だろう。

 餅は餅屋だ。」


「どんなふうにやるんですか?」

IMG_2191.JPG


「まぁ、見ていなさい。」

「この記事も参考になさると良い」
http://goodbalance.blog.so-net.ne.jp/search/?keyword=%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88


「カバヤ!」
と叫ぶと、なんと、
GTはたくさんのガムで
包まれてしまいました。

IMG_2192.JPG

こどもの歯でも
じゃんじゃん
溶かすガムです。

ブリスターパックなど
はお手の物です。

※この作品はフィクションです。

※本物のガムには
 緑茶ポリフェノールが入っています。



しらばくすると、
ブリスターパックが溶け、
GTが現れました。

IMG_2193.JPG


「おぉ、無事か?」


「あぁ、金時、VD、
 申し訳ない。

 勇み足で迷惑を
 かけてしまった」


「とにかく
 無事で良かった」

IMG_2194.JPG


「マスタングたちを
 助けに行かなければ」


「そうだな、
 おそらく劣勢だろう」


「うむ、
 急いだほうがいい」


魔女レットの軍団に見送られ、
いちもくさんで
マスタングたちのいる戦場へ
向かいました。

IMG_2195.JPG

続きます~


さぁ、
次回もみんなで見よう!



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