◆走れ 金時! MOD RODの冒険(第7回) 11台いる(前編) [ミニカー]
◆ 走れ 金時! MOD RODの冒険
第7回
“11台いる(前編)”
前回までのあらすじ・・・
Gruesome Twosome(GT)と
Volks Dragon(VD)と共に、
レズニ-王国の誇りと繁栄を
取り戻すことを目的に
旅に出た金時。
奇想天外なクルマたちとの
出会いと別れを経て、
旅は続きます。
デザインを無視し、
単に
“速さ”“かっこよさ”を求めた
クルマたちの末路。
そんな彼らの姿を
目に焼き付けながら、
旅路を続ける3台です。
近づいてくる一台の
クルマがありました。
だんだん
近づいてきます。
“なんだ? ジープか?”と金時。
“うん、でも変な感じだな”とGT。
“ちょっと、気をつけましょう”とVD。
声をかけてきました。
“レズニー王国の
繁栄と誇りを
取り戻そうと
旅をしているのは
あんたたちかい?”
“そうだが” とGT。
“おぉ、会えてよかった。
私はジープ ホット ロッド。
あなた達の気概に感激した。
レズニー国王の宮殿への近道を
教えてあげようと思う。”
“それはありがたい” と金時。
“では、
私の後をついて来なさい” とジープ。
Matchbox №2 Jeep Hot Rod
金時は疑うことを知りません。
仲間の2台を誘い、
ジープの後ろに
ついていきました。
GTとVDが
ささやきあいました。
“どうも、話がうますぎやしないか?”
“私もそう思います”
“何かの罠かもしれない”
“用心するに
越したことは無いですね”
しばらく走りました。
すると
道の雰囲気が
変わってきました。
“どうも、残骸が多いですね”
“うん、何か不自然だ”
“おい、ジープよ。
本当に宮殿へ続く道なのか?”
“ケッ、
黙って
ついてくれば
いいんだよ”
“何?”
ジープは
あるところまで来ると、
急停車し、
振り向きざまに言いました。
“ここが
お前達の墓場になるのさ”
“なんだと!”
すると、
残骸の陰から
ずらりと
クルマたちが
飛び出してきました。
“ち!”
“やっぱり罠か!”
“わはは、
よからぬ動きをしている
やつらがいると聴いて、
我々が
その始末を請け負ったのよ”
“なに!
貴様らは一体何者だ!”
“奇想天外な
建機&農機軍団だ”
“10台いる。
最強の軍団だ”
“10台も!”
Matchbox №12 Big Bull
Matchbox №21 Rod Roller
Matchbox №25 Mod Tractor
Matchbox №74 Toe Joe
“もしや、
これらのクルマの残骸は・・・”
“そうさ、
俺たちが
あの世に送ってやったのよ”
“ひどいことしやがる”
“せめて
この国の土になれる
ことを幸せに思いな!”
一斉に飛び掛ってきました。
さぁ、金時、GT、VDの運命はいかに!
3台も、
この建機&農機軍団の
餌食になってしまうのか?
さぁ、
次回もみんなで見よう!
(続く)
◆ 今日の一冊 ◆
ひとまねこざるときいろいぼうし
まさに
一家に一冊の
絵本ですね。
見て楽しむだけではなく、
次はどうなるのかなと、
考えるところが
飽きの無さの秘訣かも。
70年前ですよ、
初登場は!
今夜も
あっくんのお供です!
こんばんは。
建機&農機でましたね!
ほんと、ウチでやるMBネタがなくなってきたな(笑)
by ねこざかな (2009-10-19 03:21)
いやはや、すみません。
前回頂戴したコメントはドキッとしました!
現在、シナリオ通りに快調に進んでいます。
今後も“後期MB”が随時登場する予定です。
ご期待ください!
「あっくん その18“センシャ”」も
ぜひご覧ください。
by グッドバランス (2009-10-19 14:34)