◆今日のあっくん（第７話） 番外編 ショック！三歳児検診 [育児 子育て]
市が催す
三歳児検診の日が
やってきました。
今日、
あっくんが
“帰る”ところは
保健所です。
一歳、二歳
といった節目で
身体測定や問診を行い、
発達のチェックを
してくれます。
検診の案内書と共に、
視力検査の用紙が
入っていました。
事前に
視力を家で測って
おいてくださいと
ありました。
こんな目隠しマスクと
カードです。
たぬきさんの裏は
ねこちゃんです。
ミニカーは
大きさ比較用です。
この小さなカードを
１．５畳離れたところにかざし、
名前を言えればOK。
さぁ、あっくんも
レッツチャレンジ。
これはなーに？
・・・
え？
じゃ、これは？
・・・
あれ？
見えないのかな？
妻が一言。
あっくん、
絵の名前
知らないんじゃない・・・
え・・・？
やりなおし、
やりなおし！
まず絵の名前を覚えましょう！
おさかな、
はっぱ、
とりさん・・・
はい、
ではもう一度！
やってみましょう！
これは？
おさかな、
これは？
はっぱ、
これは？
とりさん
はい、
オーケー！
翌日、
前回の二歳児検診では
遅く行ったため、
かなり時間を食った
反省を踏まえ、
妻は私に指示。
お父さんだけが
先に行って並んでて。
妻は
そういうところは
抜け目ありません。
ただ、
私はちょっと
心配になったので、
恐る恐る聞きました。
あっくんもいないのに、
おっさん一人が並んでいて
不審者扱いされないかな？
妻も、
一瞬、
ほんの一瞬ですが、
考え込んでいましたが、
まぁ、
大丈夫じゃないの、
と眼を合わさず
言いました。
憂鬱系の私は、
何時くらいから
並んだらいいのかなと思い、
保健所に電話しました。
検診は午後１時開始でしたが、
受付は１２時からで、
整理番号券を
配るとのことでした。
時計を見ると、
１１時５０分です。
今まで出したことの
無いスピードで、
自転車のペダルをこぎました。
お母さんたちは
このような小技を
やりくりし、
家計や時間を
うまく使っているのですね。
保健所について、
自転車を停めるのも乱暴に、
受付へ走りました。
ロビーには、
すでに子連れママさんが
数名座っていました。
うーむ、
やるわい・・
やはりこのような場に、
おっさん一人は
違和感がありますね。
子育てパパに
慣れてきたはずの私も、
思わず眼が泳ぎました。
しばらく
居心地の悪い雰囲気の後
「受付しまース」
の声。
ママさんたちは
ロビーに入ってきた
順番どおりに並び、
番号札をもらっていました。
私は4番の札を
もらいました。
もう少しママさんが
いるはずですが、
あれよあれよと進んだら
番号札をもらってしまいました、
すみません。
番号札さえ
ゲットすれば、
まずは一安心。
念のため、
受付の人に、
検診は一時からですよね、
と尋ねると、
いえ、
実際には
１５分くらい前から
開始します、
とのこと。
えぇ！
なんと、
では早くあっくんを
迎えに行かなくては！
と、
またもや
フルスピードで、
ペダルをこぎました。
憂鬱系の私には
ストレスですわ～
こういう攻撃は！
保育園へ着くと、
あっくんは、
ランチの最中。
あぁ、
かわいい！
お友達とわいわい
言いながらフォークを
持ってしゃべっています。
黄色いスモックを着た
ひよこたちがお弁当箱を
つついていました。
あっくんは
まだ食べ終わっておらず、
半分くらい残っていました。
今日、
三歳児検診があり、
お昼くらいに
迎えに来ることは、
保母さん達には事前に
申し伝えてありました。
さぁ、どうする・・・
（続く）
◆ 今日の一冊 ◆
かばくん
私には絵本を書きたい
いう夢があります。
何世代にも渡って
読み継がれるような・・・
かばくんもそんな
一冊ですよね。
- 作者: 岸田 衿子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1966/12/25
- メディア: －
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