★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第18話】 本質に迫る、引き算の美学 [ミニカー]
◆UNIMOG matchbox superfast MB49(ウニモグ:マッチボックス スーパーファスト)
こんにちは~(^O^)
小さいころの宝物。
ミニカー。
特に1970年代中期(昭和50年前後)のスーパーカーブーム。
その洗礼を浴びた私。
“クルマ”の魅力はどっかりと腰を下ろしたのでした。
実車なんて手に入るはずもありません。
写真やプラモ、ミニカーでココロのスキマを埋めます。
中でもミニカーは引き算の美学。
実車の特徴を切り詰めて&切り詰めて… ムードを再現します。
ミニカーデザイナーの方々は、本質を見る目を養われるのではないでしょうか?
小学生以来、自分で集めたのは国産のトミカtomicaです。
物心つくまでは親や親戚がマッチボックスmatchboxを買ってくれました。
トミカと同じサイズですが、matchboxは色が良い。
ジャガーE(MB32)のワイン色
フォルクスワーゲン1600TL(MB67)のパープル
本当にうっとりしたものです。
手にとって、光の当て方を変えながらキラキラ光るのを眺めていました。
レギュラーホイールでは黄色だったミウラ(ランボルギーニP400:MB33)。
superfastでゴールドになり、渋みを増しました。
今回載せたウニモグ(UNIMOG MB49)もメタリックブルーが効いています。
◆UNIMOG matchbox MB49
トコトコウロウロ世界を旅して。
夜になれば荷台に寝っ転がって。
「お~(^O^) 人工衛星が飛んでる~」
「え~(゚O゚)、どこどこ?」
こんな会話をまたしたいですね~(´・_・`)
ではまた~(´ー`)/~~
ミニカーファンは必見ですね。
何度見ても泣く
◆最善の選択 ライカM5 [カメラ 写真]
◆私の愛するライカM5
私は日々、物事をどんな基準や価値観で選んでいるのでしょうか…
3.11が特にそうでしたが…
今回の出来事は私に多くの教訓を与えてくれました。
教訓を得るためにこの出来事に遭遇したというべきか…?
前者の言い方なら問題解決的、受身的ですね。
後者の言い方なら目標思考的、能動的ですね。
どちらでも良いとは思いません。
どちらの受け止め方をするかで、人生は大きく変わっていくと、最近は思います。
他人や周りの環境の結果なのか?
自分で選んだ結果なのか?
今回の大津波により教訓を得た片田氏の津波避難3大原則。
なるほどなぁと思います。
感服します。
原則の2番目は「最善をつくせ」です。
この言葉は私に多くのことを考えさせます。
「最善をつくせ」 …う~む(>_<)
まず頭に浮かんだのは、大好きな漫画のひとコマ。
手塚治虫先生の傑作のひとつ『ブラックジャック』からです。
こんな場面があります。
ちょっと定かではないかもしれませんが、ご容赦ください。
ある旅客機に有名なバイオリン奏者が乗っていた。
ブラックジャックも偶然機内に。
飛行機は遭難し、エスキモー村に不時着。
乗客は無事だったが、避難の際に手荷物を置いていくことを指示される。
ブラックジャックは手術道具を機内に残していく。
指示を無視した奏者の大切なバイオリンが吹雪に飛ばされる。
そのバイオリンは名器の名高いストラディバリウス。
奏者はあきらめきれず、吹雪の中を探しに行く。
残念ながら見つからず、手は凍傷になり、重体。
ブラックジャックが手術を試みようと飛行機まで手術道具を取りに行く。
吹雪よけに戸棚でバリケードを作りながら。
しかし、飛行機の大半が雪に埋まり、手術道具が取り出せない。
避難客からも奏者の指を惜しむ声。
ブラックジャックを責め立てる。
東洋の針治療を試みるが、結果は芳しくない。
指は落ち、奏者としての命を立たれてしまう。
その時に奏者がブラックジャックに言った言葉。
『自分が生きるためには 大事なものは いつも身からはなさぬこと』
奏者は、ブラックジャックが手術道具を機内においてきたことをたしなめる。
それは手術の失敗を非難しているのではなく、教訓として。
ざっと、こんな内容だったと思います。
この言葉は私に胸に常に引っかかっています。
『自分が生きるためには 大事なものは いつも身からはなさぬこと』
3.11から一年半経とうとしています。
同様の言葉として、「備えよ、常に」も胸に響きます。
ボーイスカウト運動の創始者ベーデン・パウエル氏です。
生きるために。
最善を尽くす。
もちろん、生命を維持するための衣食住の確保が第一です。
忘れがちなのが眼鏡とかコンタクトレンズの予備。
日本人には使用者は多いですよね。
続いて、私は「生きる」を広げます。
モチベーションを維持・向上させてくれるモノゴトを考えます。
大好きな写真。
それを撮るカメラ。
今でもどんな時でもカメラは傍らにあります。
『あ、撮りにがした!』『あ、カメラが無い!』
こんな経験を何度したことでしょう。
ちょっと近所に出かけるときに見た夕日。
知り合いの子供の無邪気な笑顔。
あ~、なんでカメラが無いの!
家の中でもそうです。
家人が作ってくれた料理、ほかほかのごはん。
例えば先日なら秋の味覚、栗ご飯。
生活の些細な喜びも記録に収めたい。
わざわざ自室へカメラを取りに行っていては、「気」が飛びます。
とにかく移動時はカバンに、自宅でも傍らに常に一台は置いておく。
それは徹底してやっています。
さて思考を進めましょう。
「最善をつくせ」を言い換えてみましょう。
それは、どんな条件をも考え抜いた結果、とも言えると思います。
あ~じゃないか、こ~じゃないか、いや待てよ…
そんな中で、例えばカメラ選びはどうなるのでしょうか。
真っ先に、電気カメラは外れます。
予備の電池、それも物理的に限界がありますよね。
荷物にもなるし、結局、いつかはなくなります。
となると、電気カメラは外れ、電池がなくても動く機械式カメラになります。
この時点で、手持ちではニコンF、F2、FM系、M6以前のライカに絞られます。
大判カメラや中判カメラは大きさ自体がごめんなさいです。
次にレンズ。
これは悩みどころです。
とにかく移動もしなくてはならない。
軽さも大事です。本数は持てません。
となると、ちょっと広角目のレンズになるでしょうか。
50ミリではちょっと狭い…
24ミリ以下なら、漠然としずぎる…
結局、往年の焦点距離28ミリや35ミリ。
私はレンズ自体の大きさも考慮すると、ライカの35ミリF1.4レンズを選びます。
続いて、肝心の記録媒体。
それはフィルムです。
これだけは量を持つしかありません。
フィルムが切れた時点で、お手上げです。
昔、よく海外に出かけたときのことを思い出します。
36枚撮りフィルムを山ほど抱えていきましたね。
クラッカーのかけらのようなSDカード。
これで数千枚も撮れるのは本当に驚異です。
光陰矢の如しであります。
そんなこんなで、結局選ばれる一台。
私の場合はこれです。
ライカM5。
◆私の愛するライカM5 ブラックボディも剥げ全体的にガンメタリック調。渋くなりました。
35ミリF1.4レンズを付けて使っています。
思い返せば本当にいろんなところを旅してきました。
カメラを構え、ファインダーを覗く。
すると、旅の景色の数々が思い出されます。
M5の魅力を眺めていきましょう。
まず、見やすく正確な露出計。
これも電池の心配がありますが、それは仕方がありません。
その時は潔くマニュアル露出です。
「じゃぁ、M4やM2と一緒じゃないか」との声もあるでしょう。
いえいえ、M5の魅力はその操作性にもあります。
右手を持ち替えずにいろいろできるのです。
フィルム巻き上げ、シャッタースピード調整、シャッターレリーズが出来ます。
数あるライカの中でもこの機種だけです。
◆ライカM5 右手をそのままの状態でシャッターダイヤルを動かせます。
もちろん、他のM型でも慣れれば指の腹でシャッターダイヤルを動かせます。
ところが、ファインダー内にシャッタースピードの数値が表示されるのはM5だけです。
ファインダーから目を離さずに全ての操作ができます。
右手でフィルム巻き上げなど、左手で絞り操作やピント合わせ操作などができます。
私のM5は今ではべこべこぼこぼこに凹み、各部品の欠損もあります。
しかし、一枚の写真を撮る行為においては何の支障もありません。
ブラックボディもガンメタリックのような輝きを増して、ますます魅力が増しています。
◆まだまだ現役 ライカM5
『最善をつくせ』
『生きるために』
自分の好きなもので考えていく。
そうすると、自分の価値観も見えてきて面白いのではないでしょうか。
自分が一体、一番何を大切にしているのか?
それを選んでいる理由は何か?
3.11以前と以後。
私は本当に日本人の生活や生き方が変わったと思います。
「住むのが困難な場所」が出来てしまった。
私たちの日本列島を体に例えれば、治癒しにくい患部を得たのと同じです。
国を自分の体のように例える。
そうすれば、ヒントが見つかるのではないでしょうか。
この国をどうしていけば、良くなるのか。
ではまた~(´ー`)/~~
ブラック・ジャック (8) (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 手塚 治虫
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1976/06
- メディア: コミック
スカウティングフォアボーイズ―よい市民性を教えるための手引書
- 作者: ロード ベーデン‐パウエル オブ ギルウエル
- 出版社/メーカー: ボーイスカウト日本連盟
- 発売日: 2003/07
- メディア: -
★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第17話】 ぼちぼちと復活 キャンプ気分で [挨拶や連絡]
◆Matchbox MB23(a) Volkswagen Camper
今回選んだマッチボックスは… 『移動できる家』
ということで、フォルクスワーゲンキャンパーです。
生来の旅好き。学生時代はバックパッカーでした。
*** *** *** *** ***
長かった~というべきでしょうか。
3.11は本当にきつかった。
やっと、こうやってブログに向き合えることが出来ました。
まだまだ、生き方や社会との関わり方に「答え」が出たわけではありません。
もしかしたら、逃避的な行動なのかもしれません。
しかし、大事なことは「動く」ことかなと。
動かないことも「動く」のひとつなんだけど、けどなぁ、積極的に動かないのも、限度があるかな~と。
やっぱり、自ら動くことで、関わりが出来て、波紋が広がって、人生が開けていく。
それは真実だと思いました。
ということでぼちぼちと復活していきますので、またよろしくお願い申し上げます。
◆Matchbox MB23(a) Volkswagen Camper 内部
オレンジ色のルーフは開閉可能です。
シンクなども再現されています。
自分がミニチュアになって、これに乗って、とことこと世界を旅してみたいですね。
あぁ、まだまだ逃避的、地に足がついていないのかなぁ…
泣いた泣いた…!
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◆matchbox MB62(A) Mercury Cougar しなやかに、toughに。
統計を取ったわけじゃないですが…<(_ _)>
孤独な人って、こんな傾向が強いような気がする。
愛されたい。
存在感を示したい。
…そんな意識に囚われている。
逆に…
愛したい。
一歩引いて、謙虚に。
そんな意識の人は、結果的には人々から愛され、囲まれているような。
だんだんと、生きにくくなる時代になってきているような話があります。
慢性的にストレスを受け続ける。
そんな中で、その人の人間性が、もろに表れてくる。
ただ、よく見れば…
どんな時代であっても、活き活き生きている人と、そうでない人は必ずいるのがわかる。
結局、冒頭の話に戻ってしまう(^^ゞ
◆matchbox MB62(A) Mercury Cougar