★ミニカーで人材育成! 超高速物語【第13話】 クモの巣状態? [人材育成]
◆Matchbox Superfast 15(A) Volkswagen
3.11から半年以上経った10月のある日。
私は宮城の友人を訪ねた。
1000キロメートル以上も離れたところに住む我々。
3.11から2週間経って、無事が確認できた。
その後は少なくとも一日おきには電子メールでやりとりしている。
今回は、私がわざわざ遠方から来るということで、友人は知人を集めてくれた。
5人ほどが集まってくれた。
宴席も整い、さぁ、乾杯。
そこでこんなことが起こった。
一応、主賓である私。
そんな私を放ったらかしにして、彼らはしゃべり始めた。
堰を切ったように。
『あの時、お前が届けてくれた煎餅は忘れん…』
『貴重なガソリンを分けてくれたスタンドに変えた…』
『**の子供さんのご遺体が北海道で見つかった…』
話は尽きない…
全く尽きない…
かなり時間が経って、我に返った人々がおもむろに私に言った。
◆Matchbox Superfast 15(A) Volkswagen
「あなたが来てくれたおかげで、集まるきっかけができた」
「お互いに、連絡していいものか、わからなかった…」
「こんな時期に酒を飲みに行っていいのかも悩んでいた…」
「街を歩けば知り合いばかり。必ず誰かが自分を見ている」
「ネットワークは、裏を返せば蜘蛛の巣です」
今、被災地では、人々の気持ちを“縛られた状態”があるようです。
私は、ファシリテーション(facilitation)に関心があります。
こういう状態を打破するため、この力を活かせないものでしょうか。
地震の時はソーシャルメディアが役に立ったそうですね。
Facebook、Twitter、mixi…
こういったSNSは問題発言をした有名人や多くの社会人・学生が度々話題になっています。
しかし裏を返せば、PCに向かってキーボードを叩く程度の感覚しかないわけで、面と向かって、或いは電話越しで言うより発言易いのでしょう。
再び集まるキッカケになるかもしれません。
by えがみ (2011-11-30 21:52)
えがみさま こんにちは~
コメントありがとうございます!
どえらい亀レスになってしまい、申し訳ございません。
なるほど~ 集まるキッカケとしては、大変優れたツールたちですよね!
by グッドバランス (2011-12-14 02:29)