◆人と時代を味方にする / OJTとコーチング なぜ挨拶は必要か(第139話) [人材育成]
◆Matchbox superfast MB33(A) ランボルギーニ ミウラ
こんにちは~ヽ(^。^)ノ
時代と人という運に恵まれるかどうかは、私は大変興味があります。
1965年に登場した未だに語り継がれる名車。
ランボルギーニ ミウラというが生まれたのも、
スーパーカーの黎明期という時代背景があり、
優れたオーナー、デザイナー、エンジニア、ワーカーが揃ったのでしょうね。
情報化時代に生きる我々人間。
課題も多いです。
その中でも上手く“時間の管理”をすることが求められますね。
ややもすれば、反射神経ばかりが鍛えられそうなことばかり…
なかなか神経を休ませることも難しくなっています。
私が今後関心を持っているテーマとして、このような情報化社会の中で、
「習熟」や「醸成」という時間をいかに確保するか?
◆Matchbox superfast MB33(A) ランボルギーニ ミウラ
例えば、これは私が平素お世話になっているお客様Mさんから聴いた話。
Mさんはある会社の人材育成関係の部署にお勤めです。
主に若手社員の研修に精を出しておられ、ご自身も登壇されます。
現場の業務から社員を外して、日常とは違う空間で技能や知識を習得すること。
それをOff-JT(Off The Job Training)といいます。
Offがあれば、Onがあるでしょう。
日常の業務の中で先輩社員が後輩社員を指導すること。
それを通称OJT(On The Job Training)と呼びます。
日常業務の中で上手くOnとOffの組合せを行えば、どうなるでしょう。
社員や職員の方の能力向上が期待できますね。
ちなみに、Off-JTもOJTも、Jobが使われているのは興味深いですね。
仕事といえば、ワーク(Work)という単語もあります。
Jobとworkの違いは明らかですよね。
どちらも仕事に関係していますが、Jobは職業、Workは作業を指します。
だから、OJTもOff-JTも部下や後輩への指導や啓発の仕方にはコツが要ります。
つまり、Work、作業そのものを指導し続けても、聴いている方は飽きて嫌になります。
でも、Job、職業そのものの在り方や世の中との関係等を解説に交えればどうでしょうか。
受ける方も自分の立ち位置や方向性を自分で悟ることが出来ます。
そして自発的に指導を受けいれるようになります。
◆Matchbox superfast MB33(A) ランボルギーニ ミウラ
人間は、
“自分は何なのか?(存在意義)”
“これからどうすればいいのか?(方向性、目的、目標)”
がわからなくなった時、この上無い苦痛を感じます。
人間は、
解決困難な課題であっても、
取り組むヒントをつかみさせすれば、自走し出すものです。
私は人間にはこの上無い信頼を持っています。
では、指導者は、指導される人々に対して、どうすれば良いのでしょうか。
それは、
上から目線ではなく、寄り添い姿勢で以て、
数々のヒントを与え、対話型(ダイアログ)で以て、
本人に、決めさせていきます。
これが、最近流行りの?、コーチングの本質です。
OJTやOff-JT、コーチングを機能させれば、どうなるでしょう。
結果的には上席からすれば“楽に”“自発的に”目標達成に組織を導くことが出来ますね。
そんなのは上手くいくはずがない、机上の空論という意見もあるでしょう。
しかし、人生にとって重要な思考は
“なぜ、上手くいかないのか”
だけではなく、ある程度原因がわかったら次には、
“どのように”“どうすれば” 上手くいくのか
に視点を切り替え、進んでいくことだと思います。
組織のメンバーを烏合の衆から、チーム、仕事人集団にしていく。
それはやりがいのある仕事です。
ではまた~(^.^)/~~~
※更新記録(2011年3月8日)
本文中、OJTとOFF-JTの使い分けが逆転していましたので、修正しました。
ご指摘いただきましたM様、どうもありがとうございました。
jobだとプロ意識が生まれるような気がしますね。
workは単なる作業なので、プロ意識が無ければ、何のためにやっているのだろう、という気になりそう。
by えがみ (2011-02-12 04:47)
>えがみ様
こんにちは~!(^^)!
いつもありがとうございます。
job意識はとても大切ですね。
生きる根源といっても言いかもしれません。
workもjob意識次第で単なる作業ではなくなりますね。
by グッドバランス (2011-02-14 22:52)