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◆今日のあっくん(第36話) アメリカブランドの思い出 ~情報過剰負荷時代を生きる~ [育児 子育て]




あっくんとの生活で、
頭を使うことのひとつが、
服選びです。


あっくんの服の選択は
もっぱら妻任せですが、
時折、買い物についていけば、
目に入るのはアメリカブランド。


それは、
脳の働きでいえば、
楽しい思い出に直結する“記号”だから。


無意識に
目が追いかけているのでしょう。


私が今のあっくんの歳の頃、
着せられていた服は
もちろん覚えておりません。


もっぱら、
学生時代から社会人かけ出しの頃の
服選びが楽しかった時代の思い出と、
それらを着ているあっくんの想像図を
オーバーラップさせます。


アメリカブランドと言えば、
カジュアルの代表なら、リーバイスやLLビーン、
フォーマルなら、ブルックスブラザーズやJプレスでした。


アメリカブランド。


私にとって、それらは
楽しさ、明るさの象徴でした。


パッケージやタグを捨てるのも
惜しかったですね。


未だに愛用しているものがあります。

まずは・・・

REDWINGSワークブーツ.JPG

レッドウイングのワークブーツ。

20年前に買ったものです。

ワークブーツと言えば、
チぺワと双璧でした。


Jack Purcell スニーカー.JPG

そして、スニーカー。

ジャックパーセル。

あ、箱は違います。

オールスター(チャックテイラー)と並ぶ人気者ですね。

これも2005年の
マイナーチェンジ以前のものです。

青いラインはスマイルマークです。

それと、
マニュアル世代と揶揄される
一連の参考書も食い入るように
読みました。

OSH KOSH B'GOSH オシュコシュ ビゴッシュ.JPG

ワークジャンパー。
(オシュコシュ ビゴッシュOsh Kosh B’gosh)

雑誌は「Made in USA」


2010_01_22_0613.JPG

デイパックも必需品でした。

Meiを愛用しています。

Outdoor Productも好きですね~

Made in USA の続編です。


そして、忘れていけないのは、
何と言っても、

VAN

そして、アイビー坊や!

トレーナー&アイビーボーイ図鑑.JPG

トレーナー(ラッセル)。

左 絵本アイビーボーイ図鑑(著者:穂積和夫氏)。

右 絵本アイビーギャル図鑑(同上)。

“スェットシャツ”とか“ジャージ”とか
いろんな呼び名がありますが、
やっぱり私は“トレーナー”と呼んでいます。


思えば、
これらひとつひとつのアイテムを
買いそろえるために、
必死で貯金していたものです。

今月はシャツ、
今月は靴、
そんな価値観の時代も
あったということですね・・・

ブルックスブラザーズ ツィードジャケット.JPG

ブルックスブラザーズのツィードジャケット。

本は、絵本アイビーボーイ図鑑。



あっくんが大きくなった時、
何かを買うために頑張って貯金する!
という行動は
どのように評価されるでしょうか。


私が学生だった30年前でも
すでに情報過剰負荷(Stimulation overload)という用語があり、
私の関心を強く引いていました。


しかし、
いくら文明が進歩しても、
一年は365日、
一日は24時間、
我々の持ち時間は変わりません。


犠牲になるのは睡眠や食事でしょうか・・・


平凡パンチ70年代.JPG
★ファッションは周期がある?
 左 1976年の平凡パンチ
 右 1997年に発刊された70年代特集の雑誌。


情報は、
摂取の時代から、
選択の時代に入っています。


あとは、時間の争奪戦です。


同じ時間帯に、
テレビ、ラジオ、などの受け身情報だけではなく、
パソコンもしたい、ケータイもしたい、趣味もしたい・・・


アイフォンのソフトは一万もあるそうです。


いかに取捨選択するか、そのセンスが問われます。


特に、
他記事で申し上げた通り、
人の意識はひとつにしか集中できませんから、
意識をどこに向けているかは
とても大切な行為です。


文化や文明が豊かになればなるほど、
情報の波に押し流されてしまう。


情報が我々を後押しするかと思えば、
情報が我々の歩みを止める。


皮肉な現実に
我々は生きています。


ではまた~


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えがみ

最近は情報過多というか、現代人は時間に追われているような気がしますね。
Made in USAが流行っていた時代の方が、心にゆとりがあったような気もします。

by えがみ (2010-01-26 01:19) 

グッドバランス

>えがみ様

 時間に追われる・・・まさにその通りですね。

 時間管理術なども思い出したように流行りますが、
 実際、個人のキャパを超えだしたような気がします。

 そうなると、個人の思考が止まります(フリーズ)
 情報化社会が、自らを滅ぼす。

 アメリカへの憧れ。
 それは文字通り、子供のような素朴な夢。

 もはや、我々は夢や憧れを果たしたのでしょうか?

 
by グッドバランス (2010-01-26 12:56) 

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