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◆なぜ挨拶は必要か(第2話) [人材育成]



前回、
 

 挨拶は、
 すべての活動の始まりであり、
 とても大切なことなのです。
 
 そして、
 声に出し、
 言葉にすることが重要なのです。

とお伝えしました。


挨拶が大切な理由は、
仲間意識という
安全や安心の確認
だけではありません。


挨拶には、
自分や相手を
気持ち良くさせる
働きがあります。


小さいころ、
学校などで
「気をつけ」
というかけ声を
もらったことがあると思います。


ピシッと身体の姿勢を正し、
意識を我に返らせるのです。


文字通り
「気」を
「付ける」
わけです。


そして、
挨拶は、
自分に宿った良い「気」を
相手に送るわけです。


初対面での第一印象が
どのように形成されるかを
調べた研究があります。


「メラビアンの法則」です。


ご存知の方も
いらっしゃると思います。


まず、
印象を形成する要素を、
次の3つに分けます。


 視覚情報・・・見た目、表情、しぐさ、視線


 聴覚情報・・・声の質、速さ、大きさ、口調


 言語情報・・・言葉そのものの意味


この3情報の合計を100%とすると、
それぞれの割合はいくつくらいでしょうか?


ちなみにこの法則は、
アメリカの心理学者
アルバート・メラビアン氏が
1971年に提唱したものです。


なんと40年以上昔の話です。


最近、
企業研修などでも
この法則が紹介されていますが、
それにしても
時間がかかったことですね。


日本がいかに、
話法やコミュニケーションについて
論理的に学習してこなかったのか
という証だと思います。



◆今日の一冊◆
現在、私は、
より深く人材育成への関心を
深めようと研鑚中の身であります。

そんな私に
いろいろアドバイスをくださるのが、
本ブログのタイトルにもあります
Y先生です。
 
Y先生はいずれ
本ブログに登場いただく予定ですが、
現在は伏せておきます。
 
Y先生が
私に強くご推薦くださったのが、
この本です。
 

照心語録 安岡正篤 著(至知出版社)

戦後、
日本の政財界のリーダーの
精神的支柱となった方です。

照心語録

照心語録

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本



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